"るびぃ"の尾羽・・・
なんか変でしょう
1本折れているだけではないのです。
実は一番長い尾羽が二本ともないのです。
そして折ったのもこの1本だけではないのです。
既にコレは二本目と言う・・・
一体どうしてなのでしょう
実は今朝方オカメパニックが有ったのですが、ソレが原因ではありません。
既に昨日折れていたのですが、捕獲できず切れなかったんです。
さて、今朝方のオカメパニックはソレほど酷いものではなかったんです。
ところが明け方だったので相方が目を覚ましオカメズの元に行きました。
ところがっ・・・
あろう事かっ・・・
パニック起こしている雛ピーズの正面の大扉を開いたらしいです。
一羽ではないんです。
六羽いるんです。
ソレがどういう自体を引き起こすか全く想像出来なかったのでしょうか
明かりを点けて扉を開いたとは言え、パニックの最中です。
しかもケージ内を6羽が飛びまわっているのに開けたら・・・
全員が飛び出して部屋の中をパニック状態で飛びまわる事になります。
パニックで興奮状態の上に部屋で6羽が飛びまわったら、その羽音は「更なるパニックと興奮」をもたらし、パニックは益々激しくなってしまいます。
壁に激突して脳震盪起こして床に落ちた子が・・・
パニックは「落ち着かせなければならない」のに、余計に酷くしてどうするのって感じです、ホント。
いつも12羽を5分程度でケージに戻している私。
どうやら相方は「ケージに戻すのは簡単な事」と思い込んでいた様子。
ケージを開けたら自分の元にみんな来て「よしよし良い子だね」って返せばいいとでも思っていたのか
我が家は1羽1ケージでは有りませんから、オカメパニックが起きている時に決して私がケージの扉を開かないのは何故か考えた事がなかったのでしょうか
落ち着いてからケージを開けてなだめるって事を何度も見ている筈なのに・・・
まぁともかく出してしまったらもうどうしようもありません。
激しく6羽が飛び回る飛び回る。
普段放鳥時に出すのとは全く違います。
ともかく「何かから逃げようと必死」で飛び回り続けます。
落ち着かせたり・なだめたりするどころの騒ぎではありません。
着地したかと思えば「他の子の羽音や影」驚いてすぐに飛び立つという始末です。
って言うか「ソレが当たり前」なんですが・・・
私は毎日5分程度で全員をケージに戻していますが、それ自体はかなり楽だと思います。
コレに苦労している人は、たった一羽しかいなくても結構多いと思います。
コレには「コツ」があるんです。
勿論複数飼いだから出来るコツと言うのもあります。
今迄飼ってきて性格を分かっているから出来るコツもあります。
毎日のリズムを習慣付けているのでタイミングを合わせるだけというコツもあります。
ともかく「複数の条件」が上手くかみ合う状態のタイミングと順番を利用してケージに戻しているのです。
そして私が毎回一番重要視しているのが、オカメズの精神状態「落ち着き度」と「満足度」です。
12羽ですから、コレが全員一致する時期を見計らうのが一番難しいのです。
当然「全員が一致する」とは限らない事が多々あります。
オカメインコを飼い始めた当初、私は「ザ・オカメインコ」に書かれている事を忠実に守り・・・
1.放鳥時間は長すぎてはいけない
我侭になるから、1日1〜2回30分〜1時間程度というのを時計で時間を計っていたりしました。
2.先住の子を優先する事
お迎えした順番に拘ってケージから出したり戻すよう忠実に守っていました。
出掛ける用時がある時でも、出る前の放鳥を欠かさないようにし・・・
でもそういう「急いでいる時」に限ってオカメズは逃げ回ってケージに戻ろうとしません。
勿論イライラすることも多々ありました。
でも現在は「そんな事は無視」です。
そろそろ1時間になるから戻そうか・・・と思っても、まだまだオカメズの興奮状態が続いているときは落ち着くまで待ちます。
だから我が家の放鳥時間は結構長いです。
昼間1〜1.5時間・夜0.5〜1.5時間程度です。
そして出掛けるまでの時間がギリギリの時は、帰ってくるまで放鳥時間はお預けです。
1時間半放鳥していれば満足して落ち着いて戻るって事はないからです。
落ち着かせる為に一番大切なのは「自分が落ち着いている事」です。
出掛ける準備や時間の事で自分がセカセカ・イライラしていたのではオカメズは決して落ち着く事はありません。
当然「焦る私」と「逃げ回るオカメズ」との間で、自分のイライラはどんどん高まり、オカメズは益々逃げ回り、激しい捕獲作戦を展開する事になってしまうのです。
つまりオカメズが疲れて逃げられなくなるまで「激しい追いかけっこ」をする事になってしまうのです。
これから出掛ける自分自身も、肉体的にも精神的にもクタクタになってしまうと言う・・・
オカメズもストレスだけが残ってしまうという・・・
「放鳥の意味なし」になってしまうのです。
だから規則正しい生活で無くなろうが、長い時間待たせる事になろうが「結果的に双方が一番良い状態」になる事を優先しています。
放鳥後大体30分〜1時間するとオカメズも遊びを終えて甘えてきます。
ソレもある程度満足すると、今度は思い思いの場所で羽づくろいしたり、ウトウトし始めたり、餌を食べ始めたりします。
タイミング的には「ソコ」です。
ウトウト眠ってしまったところを起こすと「元気を取り戻して遊び復活」になってしまいます。
自分の遊び時間や甘えるのが満足できないと「まだ戻りたくない」と逃げ回って駄々をこねます。
餌をシッカリ食べてお腹一杯になってしまうと、シードやおやつで釣ったりする効果も無くなってしまいますし、そのまま「遊びに再突入」になってしまう事も多いのです。
まず「一羽でも多くの子達が【その状態】になっている時」を狙ってケージに戻すんです。
当然ですが「全員が一致するとは限らない」のです。
だからどうしても戻ろうとしない子が1〜2羽居る事も多々あります。
ココでおやつを上手く利用すれば自分から降りて来る子も居ます。
それでも駄目なら「順番を上手く利用する」という方法が我が家では可能です。
出来るだけ雛ピーズ6羽→親鳥4羽→"ぴんきぃ"と"りゆ" (この2羽の順番も結構重要)で返すのですが、「タイミングの合わない子」が居た場合にはガラッと順番を変えます。
当然ですが「逃げ回る子は一番最後」になります。
でもコレは決して「外にいられてラッキーな事ではない」のです。
オカメズはソレゾレ仲間に対して依存心があります。
ですが「自分だけが仲間から引き離された状態」なのです。
更にケージの扉も全て閉まって居ますから「私がケージの扉を開けて入れてあげなければ入れない」のです。
つまりみんなが黙々と餌を食べているのに自分だけ餌も食べられないという事になります。
こういう状態にして「自分から入りたくする」のです。
雛ピーズは、なんだかんだ言ってもまだ「親鳥に対する精神的依存度」が高いのです。
放鳥時間に怖い事があると、先住の子達が私の身体に寄って来るのと同様、雛ピーズは親の周りに集まります。
そしてケージ内で一緒に過ごしている雛ピーズ仲間に対する依存度もあるのです。
だからまず「素直に入る雛ピーズを全員帰宅」させ、親鳥を帰宅させてケージの扉を閉めます。
それだけで「ケージに張り付いて来る子」も結構多いんです。
もしそうなったら手を差し出せばそのまま乗って来て、そしてすんなりケージに戻っていきます。
最終的には「自分だけ」が取り残されると、殆どの子が5分と我慢出来ません。
"りゆ"だけは別ですが・・・
ペアの親鳥たちは、お互いの相方に対する依存度がとても高いので、ペアの片方をケージに戻してしまえばすんなりケージに戻ります。
普段はペアを同時にケージに戻しています。
2ペア同居ですが、1ペア(2羽)同時にケージに戻すと、もう1組のペアが戻ってくるまでケージの扉を開け放していても逃げ出す事は殆どありません。
最後の"ぴんきぃ"と"りゆ"は・・・
特に"りゆ"は「私とのスキンシップ」に満足出来ていなければ決して戻ろうとしませんから・・・でも私の身体に張り付いて (手の届かない背中に張り付く) 離れませんから、満足させてから戻しています。
"ぴんきぃ"は"りゆ"への依存度が高いので、自分だけがケージに戻されると寂しがって大騒ぎします。
まず"ぴんきぃ"を手に乗せて"りゆ"を手に乗せて、すんなり"りゆ"が戻るようならそのままケージへ・・・
"りゆ"だけが直前逃亡をするようだと、二羽とも同時に戻るまでナデナデして過ごします。
私が「一人で12羽の子には気を配りきれない」事を分かりつつ、放鳥時間を分けないで全員同時放鳥しているのは様々な理由があるのですが「ケージに戻すのが、状況で様々な手段が使えて楽だから」って理由もあるのです。
他には「別の子達のケージで餌を食べるから」とか「親子の関係で一緒に居たがる傾向があるから」とか「でもソレゾレの親子を分けるのは、住んでいるケージの状況から難しい」とか「2ペア親子(全部で10羽)と残り二羽で分けたのでは殆ど意味がない」とか・・・
さて、私も時々やるのですが、夜余りに戻らないで困った時には「電気を消す」と言う「最終手段」です。
コレは確か「まだ私がオカメを買う前」に「伊藤家の食卓」で見た記憶があります。
見えなくて動けないところを捕獲・・・という作戦なのですが、案外その方法で「捕獲する人」が多いらしいのは、やはり私と同様「捕まえる現場」をテレビで見たからではないかと思います。
でも私は「捕獲」はしないんですよ。
随分前に一度やった事があるんです。
そしたら真剣に驚いたようで、大暴れして本気噛みされました。
本気で噛まれたから止めたのではありません。
「とんでもなく怖い思いをさせてしまった」事に気がついたから止めたんです。
だから私が電気を消したときは、「おいで〜っ、おうちに帰ろうね」と「私の居場所」が分かるよう (自分に触れたのが私だと分かるよう) 声を掛けながら近づき、そしてゆっくり・そーっと指をお腹の辺りにくっつけます。
そして乗ったらそのままケージに戻します。
興奮状態が激しい時には、背中を掌で覆って「良い子だねぇ」と声を掛けながら連れて行く事もあります。
まぁつまり、私が12羽もの子を5分以内と言う短時間で全員簡単にケージに戻すことが出来ているのは、私もそれなりの努力をしているからなのです。
いつでも何処でも「我が家の12羽なら、私なら簡単にケージに戻せる」とおもったら大間違いです。
今朝方のようにパニック状況の興奮状態の6羽を戻すなんて言うのはとんでもなく難しい事なのです。
電気を消したって、そういう状況の時には「何も見えなくても、盲滅法必死で飛んで逃げ回ろうとする」のですから全く無駄なだけではなく、むしろ「かなり危険」なのです。
放鳥終了するのに手間取っている方も多々いると思います。
私も「ザ・オカメインコ」の内容を忠実に守ろうとしていた頃は結構手間取っていました。
生活のリズムを作る事や躾をするのは勿論大切な事ではありますが、ほんの少しだけ柔軟に考える事が出来ると楽になると思います。
「戻さなきゃ」って焦っている間は察知されて逃げられますが「もう良いよ」って思って5分もすると自分から入ったりする事もあります。
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