駄目飼い主と、我が家の誇るべき12羽のオカメインコの日常を、飼育情報も交えながらご紹介します。

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なぞの美女(なび)

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我が家の群れの関係
070321トップ.jpg

 

 

 

この1羽のオカメインコから始まった私のオカメインコ生活は、3年チョットで12羽という大所帯を抱える事となりました。

 

 

先住6羽に加えて雛が6羽増え、その関係は微妙で複雑なものに変化してきています。

 

 

先住6羽の時には、2カップル+独身♂2羽という分かりやすい関係でした。

 

雛が産まれてからも初期の頃は、2つの親子集団+独身♂2羽という感じだったのですが、現在では図のような関係になってきています。

 

 

070321関係図.jpg

(画像をクリックして拡大して見てね)

 

ペアの関係は当然一番の仲良しなので囲ってありません。

関係を分かりやすくするために、いつもとは違う並び (お迎え順や生まれた順ではない) にしてあります。

 

 

い枠で囲ってあるのは「特に仲良し」の小グループです。

茶色の枠で囲ってあるのは「こういう関係も存在する」という小グループです。

の枠で囲ってあるのは「親子の間でもこんな風に別れる」という関係です。

の枠で囲ってあるのは「小グループの集まった中グループ」です。

 

 

 

毎日日記を読んでくれている方には、今迄の写真を思い浮かべれば「なるほど〜っ」と納得できる事と思います。

毎日の写真の中には、この関係を如実に物語る光景が写っています。

 

 

 

最初に気が付いたのは"ぷらら"の行動でした。

"ぷらら"の子は4羽でしたが、シナモンパールパイド (自分と同じ) が1羽で後の3羽はWFでした。

 

シナモンパールパイドの子が初飛行をして数日後には兆候が現れ始めました。

 

 

 

明らかに「自分と同じシナモンパールパイドの雛だけを特別扱い」しているのが見て取れたのです。

勿論自分の雛全員に給仕しますが、シナモンパールパイドの子が優先で、その後もずっとその子から離れません。

WFの子が墜落しても助けに行くのは"かりん"で、自分は1羽の子に掛かりきり・・・

 

 

バンジーローブに二羽でいる写真を一体何度掲載したことか・・・

 

 

又雛の方も、WFの3羽はいつも群れているのですが、シナモンパールパイドの子だけが仲間はずれにされている様子も見受けられました。

 

そしてもう1組の雛たちも、不思議とノーマル同士・ルチノー同士で行動するようになって行きました。

 

 

 

最近になって気が付いたのですが、ルチノーシスターズは元々"ひかる"に依存している度合いが強く、結構大きくなっても給仕をねだったりしていたので"ひかる"に付いているのだと思っていたのですが、どうやらルチノーシナモンパールの母鳥の方に群れているようなのです。

"りぼん"も、ルチノーシスターズに限り、自分と"ひかる"の間にいる事を受け入れます。

 

 

 

 

ですが不思議な現象もあります。

 

 

◆ノーマル姉弟が自分の両親の方に属さず、独身♂2羽 (ルチノーとパイド) の方に属そうとしているって事です。

コレはひょっとしたら"りぼん"に拒絶されているのかもしれません。

誘拐後育雛に参加出来なくなった"りぼん"は、自分の雛 (特に自分と色が違う子) に対する許容度が低いのかもしれません。

 

どうやら雛 (幼い子) に対する寛容度はオスの方が高いのでしょうか

"ひかる""かりん"も、自分の子に対して「色柄に拠る差別」は全く見受けられませんでした。

むしろどちらも平等に積極的に育雛していました。

ですが"ぷらら""りぼん"は・・・

 

たまたま偶然なのかもしれませんが・・・

 

独身♂2羽は、決して雛の受け入れを歓迎していないのですが、それでもソチラに属しようとしているのは「表面的に見える受け入れ態勢」と実際の「オカメインコ同士でしか分からない受け入れ態勢」には違いがあるのかもしれません。

 

ノーマルは姉弟ですから「雌雄に拠る違い」な訳ではないと思われます。

 

 

 

◆WFの雛は、同じWFの父鳥以外に複数の小グループに属しようとしている。

コレはおそらく3羽いたのに自分だけになってしまったため、他の仲間にも入れてもらおうと自分から拠って行っているのだと思われます。

 

 

 

◆シナモンパールパイド2羽は、ペアと同等とも言えるほどの強固な関係を保とうとしている。

コレは本当に驚きです。

実は"りぼん"はオカメインコのオスにもてるタイプのようです。

でも"ぷらら"はもてないタイプのようです。

 

メスが"ぷらら"だけの時にはモーション掛けていた"ひかる""りぼん"が来たら乗り換えてしまい、"ぴんきぃ""りぼん"に片思いですが"ぷらら"には全く関心なく、そして"りゆ"も・・・

 

"ぷらら"は我が家で最初のメスだったため、1羽だけ別ケージでした。

そんな事も重なって疎外感を感じていたのかもしれません。

"かりん"が共通の「シナモン」だった事が幸いしたのでしょうかこの2羽はペアになる事が出来ましたが・・・

 

 

でも産まれてきた雛の中で自分と同じ子は1羽しかいませんでした。

だから執着しているのかもしれません。

また雛同士の関係でもWF3羽から仲間外れにされ、親子共々「他の種から嫌われる」と言うように感じているのかもしれません。

だからお互いに「同種の関係」を保ちたいのかもしれません。

 

 

 

実は"かりん"は、先住3羽のオス達とは1年遅れで我が家に来ました。

(本当はメスの予定だった)

先住3羽のオス達は、1ヶ月の間に雛でお迎えした子達なので、全員が「雛の時から一緒」なのです。

表面的には仲良く見えていましたが、実は"かりん"も先住3羽のオス達の間で疎外感を味わっていたのかもしれません。

 

 

"ぷらら""かりん"は、ひょっとしたら「寂しいもの同士」が寄り添うことで成立したペアだったのかも・・・

だとしたら、むしろ"かりん"がオスだった事はラッキーな事だったのかもしれません。

 

 

 

「同種の関係に固執するシナモンパールパイド2羽」に対して「別の種の子達の間に積極的に受け入れてもらえるよう働きかけるWF2羽」が、偶然にも色柄で性格も分かれたというのが興味深いです。

 

ただコレも「偶然の環境」がもたらした結果なのかもしれません。

("ぷらら"だけが1羽暮らしの時期があったり・偶然シナモンパールパイドの雛が1羽だけだったり)

もしWFの数とシナモンパールパイドの雛の数が逆転していたら違う結果になったのでしょうか

 

 

でもその偶然のお陰で私は「今迄全く考えようともしなかった、オカメズの気持ち」を考えるキッカケが出来ました。

 

 

 

 

野性下では色変わりの子は嫌われます。

遺伝的に悪い物を子孫に残すのを避ける本能からだと思います。

色変わりの子からは「仲間外れにされやすく子孫を残しにくい色変わりの子」が生まれる可能性があるからでしょう。

又外敵に狙われやすいというのも「伴侶として選びたくない」理由かもしれません。

 

 

 

ですが逆に色変わりの子は「自分と同種が増えれば異端では無くなる」という意識から「自分と同じ子が産まれる相手」と積極的に交わろうとするのかもしれません。

 

 

 

 

我が家は全員色柄が違う6羽で上手くやってきました。

雛が生まれなければこんな「群れの変化」を見る事もなかったでしょう。

我が家の場合は「同種の子」=親子ですから、全く血縁関係が無い群れの場合には少し違うかもしれません。

「相手を選ぶ余地の無い小数羽」の関係では、色柄は殆ど問題にならないでしょう。

むしろオカメの個人的な好みや相性・環境の方が「相手を受け入れる要因」としては大きいだろうと思います。

 

 

 

この群れでの関係が今後どうなるのか興味深くもあります。

特に雛が性成熟期を迎えたら、今度は「雌雄の関係」が絡んできますから、もっと複雑になるのだろうと思います。

 

現在のこの絶妙なバランスが崩れるのが怖い気もするのですが・・・

 

 

 

 

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★今後の掲載予定★

 

◆巣引き記録【06秋】−−−随時掲載

◆巣引きの知識【その2】−−−近日予定

◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その3】−−−近日予定

◆鳥の中毒事件【その5】−−−随時掲載

◆「コンパニオンバードNo.5」の感想−−−近日予定

◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド

◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール

◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド

◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン

◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類

◆「インコをよい子にしつける本」の感想

◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−秋雛が出始める頃までに掲載予定

◆使って良かった鳥用品紹介 【その2】−−−近日予定

◆失敗した鳥用品紹介【その1】−−−近日予定

◆身近に有る危険な物【その3】

 

 


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