昨日の【ドクターマック】の記事で、問い合わせや相談を何人かから受けました。
現時点では、「基本的には飼い主さんの自己責任で判断せざるを得ない」としか言いようがありません。
1.他社オーガニックペレットは大丈夫か
現在私が知っているオーガニックペレットは、ケイティー・TOP・ドクターマックです。
ケイティーは現在使用しています。
TOPは試した事が有り、比較的食い付きは良いと感じましたが、正式採用は見送りました。
(特に理由は無いのだけど)
ケイティーは、私がペレット移行を考え始めた当初から導入しているので3年ほどになります。
ですが今迄、この様な事件の話しは耳にしていません。
未開封のペレットの賞味期限は、殆んど1年近い期限が記載されています。
(現在我が家で未開封のまま冷蔵庫にあるペレットの賞味期限は07年10月20日です)
TOPのペレットについては、あまり記憶に無いです、ごめんなさい。
ドクターマックの5キロ袋は、パックされた日付が06年7月12日の記載が有りますが、賞味期限は記載されていません。
(ココでケイティーやラウディブッシュと同様「1年位の賞味期限がある」と勝手に思いこんでいました)
ただ実際は「未開封なら、結構長期間大丈夫だろう」と思います。
(あくまでも個人的な考えに過ぎません)
そしてオーガニック製法の物は、多かれ少なかれ「同じような危険性」を孕んでいるものと思われます。
だって人工的な防腐剤・化合物を使用していないからこそ「オーガニック」なのですから。
ただココで個人的に使用した感想を述べますと、ケイティーのペレットはズプリーム ナチュラルと非常に良く似た状態の物で、粒は粒子が荒いというか、フワッと焼あげていると言うか・・・
つまりサクサクした食感の物です。
サクサクしつつも結構堅いので、雛用に砕くのには結構苦労しました。
引き換えドクターマックは、もっとシットリとした食感で指で簡単に潰せるほど軟らかい物です。
TOPのペレットも似たような感じでは有るのですが、もっと硬くて「私では指で潰す事は出来ない」です。
この形状から行くと、やはりドクターマックが一番水分を吸収しやすいと言えると思います。
コレが「青カビの原因」に一役買っていると思われます。
2.今後どうするか
コレはやはり、「ソレゾレ自己責任で決めて欲しい」としか言いようがありません。
個人的には続けたいと思っています。
我が家の子達にとても好評だからです。
ペレットをあれだけ喜んで食べて貰えるのは、やはり飼い主としてはとても嬉しい事なのです。
しかも、もし食べるのが雛ピーズだけならスッパリ切る決心がつくのですが、先住の子達が気に入ってしまったので切るには忍びないのが本心です。
当面は保存・管理に気を付けて、与える際にも出来る限りの観察と注意を払って使いたいと思っています。
我が家の場合現在12羽の子が居ますから、一羽でも「カビに感染」したら大変な事になるのです。
ですから「そんな事にならないよう気を付ける義務」は、一羽飼いの方たち以上に大きな物なのです。
つまり「私はソレだけの大きな責任を背負っている」という事ですから、それなりの管理をするつもりでいるのです。
逆に「管理が無理だ」と思ったら、アッサリと止める覚悟でいます。
ですから万が一我が家でも「商品の劣化やカビ」が確認された時には、アッサリ切ってしまうと思いますから「私も使っているから」なんて思わないでください。
私は「明日にでも大量廃棄」するかもしれません。
そしていちいちその報告をするとは限りません。
また湿度が高くなる梅雨時から夏場は使用を中止する予定です。
私は寒さは弱いけど暑さは比較的大丈夫なので、夏場は32度くらいまではエアコンを我慢しています。
(冬場たぶん普通の家より暖かいので、少しでもオカメズに季節感を感じさせるためです)
なのでとても湿度も高いです。
ちなみに昨年のデータを見たところ、6月から10月初旬までの湿度は50〜70%で、平均は60〜65%でした。
現在の湿度は、加湿器を使っていても40〜60%で、平均は45〜50%です。
この季節になったら、比較的評判が良かったTOPのオーガニックへの変更を真剣に考えるかもしれません。
3.保存法方について
昨日も書きましたが、正直「冷凍保存」と「冷蔵保存」のどちらが良いのか私にも良く分かりません。
冷凍保存では「組織の破壊」が懸念されますし、冷蔵保存では「劣化」が懸念されます。
私が「冷凍」を選んだのは、既に我が家の物が開封されているからです。
少しでも「外気の遮断」と「既に触れてしまった外気による湿気」を吸収させずに済むかななんていう素人判断に過ぎません。
そして本当の事は分かりません。
我が家では古い (20年くらい前の) 大型冷蔵庫を1台「オカメインコとフクロモモンガの餌用」に使用しているのですが、古い故に「最新型の様な保湿機能」を持ち合わせていません。
この為、野菜室に入れた青菜の劣化も、キッチンの大型冷蔵庫とは比較になら無いほど早く駄目になります。
ですが逆にペレットは「保湿機能のある冷蔵庫の野菜室」は避けた方が無難と思われます。
冷蔵室でも「ラップが不用」と言われている冷蔵庫もありますから、そういう場合には殊更に「綿密な密閉」が必要と思われます。
(むしろ我が家のように古い冷蔵庫の方が良いかも)
その辺りを考慮しながら、やはり「自己責任で考えて」という無責任な回答しか出来ません。
ごめんなさい。
4.ドクターマックのペレットに対する個人的考察
ドクターマックのペレットは、我が家で今迄使用して来たペレットの倍の値段です。
そして、元々ペレットは「ロスが大きい」物では有るのですが、ドクターマックのペレットは「ロスがかなり多い」と感じています。
成鳥のオカメインコが1日に食べる量は10g程度と言われています。
我が家の場合現在12羽居ますから1日120gの計算になります。
我が家では3種のペレット+シードも与えているので、実質ドクターマックのペレットは全体の1/3〜2/5程度になると思います。
1日50g使用で計算すると、5キロだと100日分になりますが (本来ソレくらいもって欲しい物です) 実際は3ヶ月持たないだろうと予測しています。
ラウディブッシュのペレットは、最初メンテナンスミニを使用していましたが、齧るたびに外に飛び出る分が多くメンテナンスフレークに変えました。
ケイティー オーガニックは、やはり飛び散る事は飛び散りますが、サクサクしているので餌箱に落ちる分も多く比較的ロスも少ないと思います。
ですがドクターマックのペレットは粉になるのです。
齧ると粉になるので餌箱の底に溜まるのですが、その量が半端ではありません。
この容器は、直径23センチほどあります。
そしてこの粉は、その殆んどがドクターマックのペレットです。
コレ、半日分ですよ。
朝の掃除の時にペレットをザルで振って出た粉です。
夜の放鳥時にも同様にザルで振るうのですが、ココまでの量で無いにしても、これに近い量の粉が出ます。
(なので最近は、昼の放鳥後ケージ内にシードを入れています)
コレを見たら私でなくても「もったいない」って思う事と思います。
他社ペレットの二倍の金額の上にこのロスですから・・・
しかも我が家は「一気に倍のオカメインコ」を抱える状態になってしまったのですから。
我が家は貧乏ですから、本来ならドクターマックのペレットはとっとと止めてしまいたいのが本心です。
それでも切れない理由・・・
それが先住の子達が気に入ってしまったからです。
私がソコまで「切る事に躊躇を感じる」程気に入ってくれているって事だと理解して頂きたいと思います。
くどいですが「我が家は貧乏」なのです。
本当は「こんな不経済なものは止めてしまいたい」のが本心です。
そんな事も考慮に入れて、すいませんが皆さん「自己責任」で判断して頂きたいと思います。
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