↑このハシゴの止まり木↑は、随分見慣れた事と思います。
でも今日突然気がついたっ
ひょっとして一羽飼いの人は「このハシゴの意味」が分かっていないかも・・・と・・・
別に1本の止まり木でもいいのに、何故ハシゴなのと思っているかもっ
でも、現在12羽いる我が家では、とても重要な意味と大きなメリットがあるのです。
オカメズは、当然ながら「群れの中でも特に仲良し」さんがいます。
小グループの集まった12羽の群れなんです。
そして仲良し同士の子達は、二羽の間に「他の子」が入るのを好みません。
とくにペアの子達は、自分達の間に誰かが割り込む事を嫌うんです。
それだけではありません。
止まり木に止まっている時でも、ずっと同じ場所に居続けるわけではありません。
ケージの中に居るときと同様、止まり木の上を「歩いて移動」します。
(いつもいつも「何故飛ばないっ」って思うんですが)
つまり1本の止まり木に二羽の子が止まっていたとします。
右側に居る子が左側に移動したいと思いました。
すると左側に居る子が邪魔で行けません。
左側に行くには「飛んで行けば簡単」なんですが、何故かオカメズは「歩いて移動」したがります。
そしてオカメズは「自分がよける」のではなく「相手をよけさせよう」とするのです。
つまり右側に居る子が左側の邪魔な子を突付いて追い出すか、突付いて左側に無理やり移動させるかって手段を取るのです。
当然小競り合いも発生します。
ところがこのハシゴの止まり木だと「すれ違い」が出来るんです。
そして不思議な事に「すれ違い出来る状態」だと「自分がよけて向こうに移動」するのです。
なので余計な小競り合いも起き難く、ハシゴの上を右に行く子・左に行く子がチョロチョロ自由に動き回る事が出来るのです。
更にこのハシゴ、5センチ間隔くらいでハシゴの段々が付いていますから、オカメズは好きな場所で「前の棒」「後ろの棒」に簡単に移動出来るのです。
(自慢げに話して居ますが、実は貰い物なんですが)
二本の棒の間隔は、ほんの7〜8センチ程度です。
でも何故かオカメズはジャンプして移動しません。
実は何度かハシゴが落ちた事があるので、ジャンプの勢いで落ちてしまうかもって分かっているのかもしれません。
あっ、でもちゃんと落ちないように色々工夫をしているんですよ。
(オカメインコの学習能力は、かなり高いと思います)
だからたった7〜8センチの棒の間も、ハシゴの段々の部分を伝って移動するのです。
コレはね、結構すごい事だと思うんです。
そしてとっても「オカメズに親切」だと思うんです。
例えば我が家はケージ内でも複数羽同居生活ですから、こういう場面は結構頻繁にみられます。
とっても仲良しの"ひかる"と"りぼん"でさえ・・・です。
数秒前まで仲良く止まり木に並んで羽づくろいしていたのに、どちらかが突如「餌が食べたい」と思った時には (何故か突然なんですよね) 相手を突付いて自分が止まり木を餌箱に向かって移動しようとします。
もう一羽は必然的に止まり木の一番隅まで追いやられてしまいますが、それでも餌箱に届かず相手が邪魔です。
(この時だってジャンプすれば移動出来る距離なのに、何故か歩いて移動したがるのです)
だからまだ突付いてどかせようとします。
するとケージを伝って避けるしかなくなります。
場合によってはケージの網を伝いながら1周回って戻ってくる事になるのです。
でもこのハシゴの止まり木はみんなに「平和」をもたらしているのです。
多い時には8は位がこの上に止まっていますから、コレは本当に「今となっては絶対ハシゴでなきゃ駄目」って位重要なのです。
それなのにっ・・・
何故齧るのっ
悲しい・・・
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