オカメインコって、基本的に「足元の目視確認」をしないで歩く事が多いので、踏み外したりコケたりする事が多々あります。
これってやはり「重心が後ろの方」にあるので目視をしながら歩くのが苦手なんだろうと思います。
で、我が家で見られる面白い光景は「ここに足場があるはず」「ココに手のお迎えが来るはず」って場所を足で探って乗るって事です。
この「足で探る」動作がとても可愛いんです。
そして私は今迄「コレが当たり前」と思っていたのですが・・・
オカメインコって、階段を下りるときに「後ろ向きで降りる」じゃないですか。
ところがセキセイやコザクラは頭から降りたりするのだそうです。
コザクラインコ飼いさんの場合は、むしろ後ろを向いて降りる鳥がいる事に驚いたとか。
やはり重心が後ろにあるオカメインコは「前傾姿勢」で降りるのが難しいのでしょう。
そしてオカメインコは基本的に足と嘴を使って移動します。
嘴だけで体重を支える事も可能ではないかと思われます。
嘴は上から下に向かった鉤状なので、下向きでは嘴で支えることが難しいのだろうと思われます。
なので後ろ向きに降りてくるんですね。
我が家の先住オカメズ・・・・・特に体重の重い子に多くみられるのですが・・・
放鳥時、まず出して一羽一羽の体重測定をするので、扉から一羽ずつ出します。
私がケージの奥の方まで手を伸ばしてお迎えに行く事も多々有ります。
ところが手を伸ばせば伸ばすほど、テコの原理で私の腕は「乗った重さ」をより多く感じます。
つまり、私が手を伸ばすほど・・・その子の体重が多いほど・・・私は乗られたときの重さで瞬間的に手が下がってしまう事があるのです。
ほんの数センチなんですけどね。
又、手を差し伸べているときに他の子に気を取られて、乗ろうとした瞬間手が動いてしまう事もあるのです。
私を信用して乗り移ろうとしているオカメズにとって、これは予期せぬ事態でビックリします。
そんな事が何度か繰り返された後、先住の子達で特に体重が重い子・・・・・そして私が手を出しているにも拘らず、私の目がその子を見つめていない時・・・・・
オカメズは「嘴で私の手を抑えるようにして乗り移ってくる」ようになってしまったのです。
何と言うか、嘴で私の手を自分の方に引っ張るような感じで乗ってくるんです。
又片足掛けてゆっくりと「私の手の動き」を観察後にやっと「もう片方の足」を乗り移るって事も・・・
でもやはり、基本的に「オカメインコは前傾姿勢が苦手」なのだと思います。
床を歩くときは、尾がひきづれないよう尾をあげて歩きます。
普段よりも体重の重心を前に持ってきているって事ですね。
すると時々前のめりにつんのめってコケる事があるのです。
(その姿も可愛いんですが)
低い段差からピヨイッと飛び降りたときにも、たぶん体重の重心が前に行きすぎて、前のめりにつんのめってしまう事が良くあります。
やはり体重が多い子の方がコケやすい傾向があるようです。
それでも床をテケテケ走る姿は本当に可愛いんですよね。
あの足音がたまらなく可愛いんです。
そして案外素早くて、本気で走って逃げている時には捕まえられないんですよね。
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◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
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