駄目飼い主と、我が家の誇るべき12羽のオカメインコの日常を、飼育情報も交えながらご紹介します。

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なぞの美女(なび)

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オカメの種類その1・・・ルチノー
riyu060209.jpg

 

今日から、コレと言った話題がない日にはオカメインコの種類について書いてみようと思います。

オカメインコは鮮やかさは無いものの、それでも何十種類もの色・柄が有ります。

・・・と言う事で、とりあえずうちにいる子達の紹介も含め、案外知られていない事なんかも掲載して行こうと思っています。

 

 

そこで一番最初に出て来るのが、普通はノーマルですが、一応お迎え順と言う事で、ルチノーの話をしたいと思います。

ルチノーは、ノーマルに次いでよく知られている品種です。

通称「白オカメ」と呼ばれる事も有り、市場に出回っている数も多く、人気の有る種類です。

 

 

◆ルチノーにはハゲが有る。

案外有名ですが、最近はハゲの無い子が増えているようです。

うちの"りゆ"ハゲが殆ど有りません。

オカメインコに限らず犬や猫でも、「新種」「種の固定」の為に「近親交配」が行われています。

コレは、本来行ってはいけない事なのですが(奇形が多くなったり、遺伝的に欠陥や弱い部分が強調される可能性が有るため)どうやらルチノーも、そうして「ルチノー」という種を確立させる事が出来た種の一つのようです。

 

一番最初は「突然変異」だとか「研究の結果」とか、違う説が有るらしい事を読みましたが、ルチノーという種を「種として確立・固定」させるため「より多くのルチノーを生み出す為」に、近親交配を重ねてきたらしいという話を読みました。

勿論、コレが真実かどうか確認する手段を持ち得ていませんので、真実として伝える事は出来ませんが、「ありえそうな話だな」と思います。

そしてルチノーのハゲは、この近親交配を重ねる中で生まれてしまった一種の奇形らしいです。

 

どうやら、ほんの少し前までは「ルチノーはハゲ」が当たり前だったようで、ソレはほんのココ10年位の話のようです。

私も"りゆ"をお迎えする時に、ペットショップの方から「ハゲは元々のものだから気にする事は無い」としつこく言われました。

実はチョット意味が分からなかったのですが、その後上記の様な事を目にしたのでした。

 

そしてその後私は、頭が直系1.5〜2cm位ツルッツルにハゲたルチノーの雛を、ペットショップで見ました。

コレがルチノーのハゲなのかぁ・・・と、チョット感動したと共に「"りゆ"は禿げてなくて良かったぁ」と思ったのでした。

禿げていても、ソレはソレで可愛いと思いますが、どうせなら有った方がいいかな?って・・・

でもやはり他の子と比較すると「薄い」と感じます。

(ハゲの悪口ではないので勘違いしないでね)

 

このハゲですが、勿論個体差が有ります。

最近は繁殖家の方達が「ルチノー同士の掛けあわせをしない」で、ハゲの無いルチノー作りに励んできた結果「ハゲの無いルチノー」が増えてきたそうです。

又、近親交配の血が薄れてきているという理由も有るのでしょう。

現在でも「ルチノー同士で掛け合わせてはいけない」と、硬く信じて守っている方達も居るようです。

 

 

ここでチョット遺伝の話になりますが、ルチノー・シナモン・パールという3つの種は、父鳥がその遺伝子を持って居なければ、雛に出てきません。

母鳥がルチノーだったとしても、父鳥がルチノーorルチノーの隠れ遺伝子(スプリットと言います)を持っていない限り、ルチノーの子は生まれてきません。

なのでルチノー・シナモン・パールは、その柄の雛を出す為には、その柄のオスが必要です。

ですが、父鳥と母鳥の両方からルチノー・シナモン・パールの遺伝子を貰わなければ、オスは誕生しないのです。

この3種は、メスの場合父鳥から遺伝情報を貰えば母鳥の柄は全く関係なく、その柄が表現化します。

ですが、オスは父母の両方からルチノーの遺伝子を貰わないとルチノーにならないのです。

オスの遺伝情報で雛の柄が決まる種・・・と言っても過言ではない種なんです。

 

 

◆ルチノーでも「白い子」「黄色い子」と、ソレゾレ色が違う。

私が今迄に聞いた話を総合すると、メスの方が黄色い子が多いらしいです。

勿論ソレが「雌雄判別」の因果関係を証明出来る物では有りませんので、「統計論」として受け止めてください。

私も最近「黄色いルチノー」の雛を、雛の問屋さんで見ました。

いやぁ、むしろ黄色い雛の方が多いのでビックリしました。

私は今まで、ペットショップに出てくる数少ない子と、HPや飼育書の写真でしか見ていませんでしたから(大きなブリーダーさんの所では、自分の意中の子の事しか頭になく、他の子の事は殆ど記憶に残っていないのです)黄色は写真で撮ると殆ど飛んでしまって白く写るので、こんなに黄色い子が多いとは思いませんでした。

薄いクリーム色から「黄色」と呼べる子まで、本当にソレゾレ微妙に色が違うのですが、そこには確かに「黄色いルチノー」が沢山居ました。

 

ちなみにうちの"りゆ"は、オスだからか?殆どまっ白に近いです。

背中の部分が少しクリームがかっている位で、ほとんど黄色い部分は有りません。

(勿論顔は黄色ですが)

 

 

 

riyu060209-3.jpg

 

 

風切羽の間の辺り(背中の下の方)が少し黄色いんですが分かるでしょうか?

全体的には白です。

 

 

riyu060209-4.jpg

 

 

やはり写真に撮ると、微妙な色が分かりづらいんですね。

特に光の加減で、その時々で違った色になってしまいます。

 

 

 

◆ルチノーのオスは、成鳥になるとシナモン色が出る子がいる。

コレ、まさにうちの"りゆ"に当てはまっているんです。

ルチノーシナモンって言う種を、遺伝上・言葉上・理論上では「有り得る」と知っていましたが、ソレが一体どんな色なのか?どんな柄なのか?見当も付きませんでした。

ですが、実はまだまだ今後紹介する"りぼん"が「ルチノーパール」という事でお迎えしましたが、後に「ルチノーシナモンパール」で有る事が判明しました。

お迎えの紹介をしてくれた方が、両親や兄弟達の色柄も調べてくれて、「シナモンが入っている」事を確認してくれました。

 

そこで始めて、私は"りゆ"の身体をよく観察して見ました。

最初にお迎えした3羽(ルチノー・ノーマル・パイド)は、ペットショップからのお迎えなので、表面化している以外の遺伝情報は全く不明なのです。

そして"りゆ"の風切羽もシナモン色だ・・・と気がついたのです。

それは"りぼん"より薄いシナモン色でしたが、風切羽を広げると、中の方はもっと濃いシナモン色でした。

 

 

この写真でなんとなく風切羽が赤っぽいのが分かるでしょうか?

 

riyu060209-5.jpg

 

 

実は尾羽も、ごく薄い茶色を帯びています。

 

 

riyu060209-1.jpgriyu060209-2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでスッカリ「"りゆ"もルチノーシナモンだ」と勘違いしてしまった私・・・

ですが、個人で長く繁殖を行っている方から、「ルチノーのオスは、成鳥になるとシナモン色が出る子がいるんですよ」と教えていただいたのでした。

なんだ・・・そうだったのか・・・

でも別に珍しい色の子を集めている訳では有りませんから、その子がどんな色でも「私が選んだ子」に変わりは無いのです。

ただ遺伝情報は、実は気になったりします。

もしかしたら何かスプリットを持っているんじゃないのかな?って思ったりもします。

少し前まで、私はオカメインコの繁殖をしたい・・・って、すごく強く思っていたので・・・

今でも繁殖が嫌になったって訳ではないのですが、まぁ成り行きまかせでいいかぁ・・・無理に繁殖しなくてもいいかぁ・・・って、少し気持ちが変わってきています。

でもシッカリ巣箱は用意して有りますけどね。

 

 

そんな訳で、皆さんただ「白オカメ」と思っているでしょうが、実はソレゾレ微妙な色合いがあるんだよ・・・ってお話でした。

見比べるチャンスが有ったら、ハゲ・黄色の度合い・シナモン色の出現について観察してみてください。

 


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