おーは、Ｋ１君の実家の庭の、まてば椎の木の下で眠っています。
２００６．８．１９（土に還りました）
蝉の声が聴こえていて、暑さとアリと薮蚊と格闘しながら、Ｋ１君がせっせと
ベッドを作ってくれました。自然に還る緩衝材をマットレスとし、その上にそっとおーを寝かせましたが、まてば椎の太い根っこに首が当たって、「ちょっとぉ！寝違えちゃうから、ちゃんとやってよ！」
「はい！すみません。今、直します。」
そして、少しずつ土を掛けていくと、
「ほら！そっと掛けて頂戴。アタシの鼻に土が入っちゃうでしょ！！ジェッ！」
そんな声が聴こえる感じに、いたずらっ子の瞳が物語っていました。
「はいはい、そぉっとね、ごめんね、おーちゃん♪」
なんか、最後までおーちゃんらしいな。私たちに笑いを振りまいてくれて、哀しみと笑いの入り混じった涙が瞳を包みました。
この画像は、翌日２０日の午前中に撮ったものです。
義母の計らいで、大切に育てている花を、「何でもいいから供えてあげてね」と
言ってもらえて、その言葉に甘えて、庭にあった花をビンいっぱいに挿しました。
一緒に持たせたものは、シード、オーツ麦、ボレー粉、カットルボンｅｔｃ沢山あったけど、肝心なお花が無かったのよね〜。「アタシが、華だからいいのよ♪」
瞳が語っていた・・・その言葉を鵜呑みにして・・・。（ごめんね〜Ｏ次）
その１週間後、Ｋ１君が用事で実家に帰ると、花はすっかり萎れてました。そこで、また庭の草花を挿してくれたのです。
私は、その後まだ一度もお墓参りはしていません。（汗）
そしてあれから３ヵ月半以上経った１２/９・１０で再びＫ１君が実家を訪れると！！！なんと、２度目に挿した草花が生きていたのです！！
義父母は、まったく触っていないとのこと。。
確かに、色素が大分薄くなっていますが、しっかり茎から根が出ていて、命は受け継がれていたのです。
おーの、まだまだみんなと一緒に生きていたいの♪という気持ちがこの花に宿ったのか、それとも魂だけは、地上にいるわよっ♪ってな思いなのか・・・・。
なんの栄養も無く、時折降る雨水のみで健気に頑張っていた花♪
名前はわかりませんが、
名づけて「おーちゃん花♪」こう呼ぼうと思います。
１０日に、ビンではいずれ限界が来ると思ったＫ１君は、そっと土に植えてきたそうです。
「ちょっとぉ！！ったく、またＫちゃん、余計な事をしてぇ！！ジェッ！」ってな声が聴こえそうですが、お正月に行った時にどうなってるでしょうか・・・！？
とにかく、頑張れ！おーちゃん花♪おーちゃんは、気が強かったけど、おーちゃん花は、根強くねっ♪
あっ、そうそう、みなさん覚えていらっしゃいますか〜！？
バッタ君のこと。彼は今住んでいる宿舎に面した北側の花壇もどきに、眠っています。彼には、９９ショップで見繕った小菊をお供えしました。他にも、可憐なお花があったのですが、ひょっとすると！？ってな希望もあって。
こっちも、元気にイキイキとしています。毎朝、「行って来ま〜す♪」と声を掛けて出勤してます。ツチイナゴのバッタ君♪彼は、今、おーちゃんの付き人になっているそうです。
長いなが〜い、お話にお付き合いくださってありがとうございました！
