先日の「岐阜新聞」記事にコメントいただいたPiyokoさんのご質問にお答えです。
カワウとウミウの違い・・・
どちらかの羽が茶がかっているだとか、緑ががっているとかもききますが
若い鳥だとか光具合によってとか条件による見え方もあるでしょうし、
そうはっきりしていないと思われるので難しいと思います。
私的な認識としては「口元」の黄色の部分の違いだと思っています。
で、検索で割と上位にひっかかって、分かりやすそうなのがコチラのサイト。
http://sashiekoubou.de-blog.jp/weblog/2005/06/post_ef1c.html
http://sashiekoubou.de-blog.jp/weblog/2005/06/post_96f1.html
嘴の根元の黄色の部分が頬あたりまでいっているの方がカワウという事で。
これは不忍池で日光浴兼、日干しをしてるウです。
普通の鳥は、羽のお手入れに脂(腰にある尾脂線から出る脂)使いますが、ウの仲間は、水に潜りやすくするため、脂はほとんど使いません。
なので、羽毛は水を含みやすく、いちいちこうやって干す必要があります。
で、顔のアップ・・・
頬のあたりまで黄色の部分があるので、カワウですね。
ちなみ、カワウは茶がかっていてウミウは緑がかっているそうですが、この写真でのカワウはしっかり茶がかってますね。
ただ、カワウもウミウも若鳥はどちらも茶色がかっている様ですので、これだけを宛てにしていると見分けられません。
それと、東京湾に飛んでいるカワウ。
そういえば・・・ちょっと心当たりがあったのですが、台場の立ち入り禁止の鳥のための島。
確認してみたところ、上野だけでなく、こちらにもカワウは棲んでいる(繁殖している)との事。
どうりで・・・、頻繁に飛んでいて不思議ない訳ですね。