「ちゃばとちゃんねる」ぶろぐ。家のレース鳩、ジュズカケ、シッポウ鳩、ジャコビン。鳥まにあな話題とか。

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chabato

鳥まにあ。                     レース鳩、クジャク鳩、ジュズカケ鳩、シッポウ鳩をアパートの1室で飼っています。                      30羽くらい。                     「ジャコビン」増えました。
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2010/02/17
初歩的ミス・・・!!

2月に入ってから、関東では2年ぶりに雪がふり、凍えるような寒さが続いています。

そんな寒さ真っ盛りの中、新しい種類の鳥をお迎えしました。

今まで実物は1羽しかみたことがなく、しかも小鳥屋さんでも動物園でも見たことがない鳥です。

飼育書には「初めての冬は保温が必要」と書かれている鳥で、寒さですぐ死んじゃうといやなので・・・2ペア。

セキセイサイズの小さな鳥です。


「実際に見たことがある」1羽は、実は今住んでいる自宅のお隣さんの軒先で飼われていた1羽。
軒先=馴れれば屋外でも冬が越せるということです。
2年ほど前に、一緒に飼われていたたくさんのウスユキバトたちと共に、どこかにひきとられたのか、いなくなってしまったのですが。

さてこの鳥、迎え入れてから10日ほどになりますが、初日だけ自分の部屋で様子を見て、後は鳩部屋に。
室内だけれど保温なしで過ごさせていましたが問題なく寒さに耐えて生きていました。


ところが、です。とうとうやっちゃいました・・・。

うちではふだん、レース鳩には1回10分程度で食べきる量、ジュズカケには1日で食べきる量をあげています。
特にレース鳩は、繁殖の時以外は必要以上にあげてしまうと好きな物だけ先に食べ、嫌いなものは残したり、シーズンでもないのに発情・産卵したりします。


ただ、これはそれなりに体の大きさのある鳥の餌のあげかた。

小型の鳥の場合は特に冬の寒い時期、基本的に餌を切らしてはいけません。
体の小さいぶん、こまめに食べて体温を維持しないといけないからです。

それなのに・・・


今日はお休みだったので、しばらく朝早い仕事で疲れていたのもあったせいで、昼すぎまで寝てました。

で、夕方にやっと起きて鳩部屋に入ってみると・・・

新しい鳥2ペアのうち1ペアが、ケージの床に転がって、またはうずくまっていました。

昨日の朝、1日で食べきる分しかあげていなかったので、餌入れはカラッポです。

メスは目をつむってうずくまった状態で、まだ息をしているのが分かりましたが、オスの方は頭が横になり、足も後ろに投げ出した状態で転がっています。

死んでしまったものと思ったオスを取り出すと、僅かに動くのでケースの中に。
続いてメスも取り出し、オスと一緒にケースに入れました。

残った1ペアは餌が足りなくなった鳥特有の羽毛のふくらみも特になく、元気にしています。

ケースに入れた2羽は暖房で暖かい自分の部屋に入れ、まずは待ちわびている、元気な鳩たちに餌やりを。

それからとても心配な2羽の世話です。

弱った鳥にはまず保温、それから水分。
いくら空腹だからといって、いきなり餌をあげてはいけません。

ほんとうは○クエリアスとか○カリスエットとか、とにかく電解質をあげるのが(人用のドリンクの場合は糖分が多いのでうすめて)いちばん良いのですが、すぐ用意できて少しは栄養になりそうな牛乳をあげてみようと思いつきました。

ただやはりそのままでは何かあっては遅いので、水で薄めて。

レンジで適度に温めて、冷めたらまた温めながら、シリンジで2羽に飲ませて様子を見ました。

2羽ともそれなりにすんなり飲んでくれ、しばらくすると・・・

オスの方が頭がまっすぐになり、更にしばらくすると立ち上がり、目も開いて、まるで眠りから覚めたチョウの様に翼を開きました!

1266344897458090.jpg
カメラを用意した時には、翼を広げた様子は間に合いませんでしたが、風切羽の赤茶色がとても印象的でした。

ディスプレイの時には、オスはメスの前にチョウの様にひらひらと、舞い降りるのだそうです・・・

まさかとは思っていたのですが、こんなにすぐに復活するとは思っていなかったので、2羽ともケースの中ではなくケースのふたの上に置いておいたのです。

思ったより早くオスが飛べる状態になり、捕獲しておけばよかった!と気づいたのですが復活したオスは室内を飛び回り始めました。

1266344910411275.jpg飛び回るだけではなく、降りてきたりもしましたが、その際には、うちでは白い入れ物をずっと水入れに使っているのを覚えているせいか、白い物のところで水を飲む仕草をしたりしていました。

さて飛び回るオスはもう安心、なのですがメスがまだうずくまっているので先ほどの水分を温めなおしてあげていると、もがく様になったのでケースの中に入れました。

オスは降りてきたところを、追い回すことなく捕獲することができました。

1266334440809080.jpgケースの中に入れてからは、2羽とも食欲旺盛で、しばらくは目がしょぼついていたメスも、食事をするほど目もぱっちり、元気になった様です。

気づいたことは、餌をきらしていた分をおぎなう分食べたのもあるかもしれませんが、体の割りに思っていたよりも量を食べること。

とりあえず今晩は、ずっと照明の下で餌をたくさん食べて貰います。

しばらくじょうぶな種類の鳩しか世話していなかったがためにやってしまった初歩的ミス。

これからは餌を切らさないように・・・気をつけます。

まだ輸入したての野生の鳥で、羽毛が綺麗じゃないので、綺麗になってからご紹介しようと思っていたのですが。

これからは無事に冬が越せるといいなぁ。