今朝、きゅいちゃんが飛び立って行きました。
アクセス数がいつもより多いので、
見ず知らずの方も気にかけて訪問して下さってるんだと思います。
気にかけて下さって有難う御座いました。
すぐにパソコンを立ち上げる気にならなくて、報告がこの時間となりました。
以下、きゅいちゃんが飛び立つまでの記録です。
感じたまま見たままを書きますので、読みたくない表現もあるかと思います。
大丈夫な方のみ、続きのページに飛んで下さい。
前回の夜中の更新から、きゅいちゃん の呼吸は荒いままでした。
体を膨らませて荒い呼吸なので、暑い訳ではなく寒いのかも知れないと思い、
設定温度をもぅ1度上げました。
なんとかパウダーフードを食べさせたくて、指に付けて口元に持っていったりもしました。
少し顔を背ける動きを見せるぐらいで朦朧としていました。
そぅいえばこの仔は、ヒナの頃に挿餌を嫌がって食べない仔だった、、、
そんなコトを思い出しました。
だけど、少しでもイイからと思い、
指に付けたパウダーフードを嘴につけるようにしました。
微かでも口に入れば、、、そぅ思いました。
夜が明ける頃、外ではカラスやスズメの鳴き声が聞こえてきました。
それと同じぐらいに、ちむちゃん も起きて小さな声で鳴きだします。
ちむちゃん が起きたので、いつもの部屋に きゅいちゃん を戻してあげることに。。。
ちむちゃん の近くに きゅいちゃん のプラケを連れて行くと、
ちむちゃん がお得意のボタンインコ鳴きで きゅいちゃん に呼びかけます。
いつもなら返ってくる声が返ってこないからか、
ちむちゃん は不思議そうな顔で、暫く固まってプラケを眺めていました。
ちむちゃん なりに、何かいつもと違うコトに気付いていたのかも知れません。
ヨウムって賢いんですよ、、、空気を読むところがあるっていうか。。。
だから、あたしの不安定な気持ちを見せちゃいけないと我に返って、
ちむちゃん の朝食の支度や水交換など、いつも通りにして、
これもいつも通りにケージの扉を開けっぱなしにしました。
食事したかったら食事して、出てきたかったら出てきます。
今日は食べるのは後回しで、片脚上げて腕に乗せろとアピールしてきました。
だから、腕に乗せてあげました。
ちむちゃん は、きゅいちゃん のプラケが気になるのか、ずっと見ています。
あたしも気になるので、2人でプラケに近づき覗き込みました。
その時、きゅいちゃん に異変を感じました。
呼吸音がおかしい、、、
プクプクともプツプツとも取れるような呼吸音でした。
開閉呼吸も激しくなっていました。
目は相変わらず虚ろで、それでも呼びかけると目を開けてあたしを見ます。
なんとなく、ちむちゃん はケージに戻したほぅが良い気がして戻しました。
暫くプラケを眺めていましたが、プラケを開けて きゅいちゃん を撫でてあげました。
すると、少しは楽になるのか心地良さそうにしてるよぅに見えました。
指に付けた水を少し舐めました。
シードを一粒だけ持って口に近づけると少し齧ったんです。
食べてくれ、、、と期待しましたが、すぐに出してしまい食べませんでした。
それから15分ぐらい経過した頃でしょうか、、、
プラケの中で羽をバタつかせ始めました。
その様子がもがき苦しんでいるよぅだったので、
急いでプラケを開けて きゅいちゃん を掌で包み上げました。
もがく…というより、のた打ち回ってる…そんな苦しみ方です。
あたしの掌で仰向けになった一瞬がありました。
その時の顔は、生涯忘れる事の出来ないであろう形相でした。
目をガッと見開き、血の気が引いたよぅな顔で、
いつも透明感のある透き通ったピンク色だった嘴が白くなり、
嘴はだらしなく開いたままであたしを見ました。
一瞬だったけど、あたしに訴えかける目でした。
のた打ち回るよぅに羽をバタつかせて暴れる きゅいちゃん は、
その後あたしの掌から膝の上に滑り落ちました。
あたしは、膝の上から落ちないように きゅいちゃん の周りを腕で覆いました。
何度も 「 きゅいちゃん 」 と名前を呼びました。
あたしの膝の上で激しく羽をバタバタしました。
そして、そのままグッタリしたのです。
すぐに掌で抱き上げ、名前を呼びました。
目は大きく開き、上嘴が下嘴に引っかかり開いたままの きゅいちゃん 、、、
そんな きゅいちゃん が返事をすることはありません、、、
違う世界に誕生する為に飛び立って行ってしまった。。。
とても苦しかったんでしょう、、、すごい形相なんやから。。。
せめて優しい顔の きゅいちゃん に戻してあげたかった。
目を閉じて、嘴を戻して口を閉じさせてあげたかった。
嘴は閉じさせてあげることが出来た。
それなのに、何度やっても目は閉じてくれない。
最後に訴えかけるよぅに見ていた目、、、
助けを求めて見つめたのに、
助けてくれなかったあたしを恨んで目を閉じさせてくれないのかも知れない。。。
あまり強くすると目を傷つけてしまいそぅで出来なかった。
それから、羽を閉じてあげた。
体はまだ温かいけど、少しづつ温もりが失われていくのが分かる。
それでも、もしかして息を吹き返すんじゃないかと、暫く眺めていました。
ちむちゃん が、お得意の きゅいちゃん鳴き をしているのが聞こえました。
きゅいちゃん の鳴き方そっくりで、悲しいよぅな嬉しいよぅな不思議な気分でした。
数日前から、冬に向けて きゅいちゃん の寝床を作りかけてました。
肌触りの良い柔らかいフリース生地で、可愛いカエルさんがプリントされた物です。
お昼から急いで仕上げました。
その出来上がったベッドに きゅいちゃん を寝かせてあげました。
これで暖かく眠れるかな。。。
おやつ・シード・ペレット、、、お気に入りだったオモチャも傍に置いてあげています。
しなくていい苦しい思いをさせてしまった きゅいちゃん に、
今あたしがしてあげれる事は、これぐらいしかありません。。。
ごめんね。。。 きゅいちゃん、ごめんね。。。