【以下は2003年7月21日に、ブリーダーさんのところに出したメールより】
土曜に霧を再び連れて行きました。カンジタは完全になくなっており、順調です。
ただ、まだ腸内細菌のバランスが悪いので先週と同じ薬を処方されました。
食滞を起こした原因については、推測どおりでした。
そのうが大きいので一度にたっぷり食べられるけれど、一度に食いだめしてしまうことによって本来自分で消化できる分量を超えてしまい食滞を起こしてしまうとのことでした。
対策としては、さし餌をほしがっても一度に大量に食べさせずに小分けにすればよいとのことでした。(同じ分量を与えるのでも一度にではなく回数を分けてとのことです)
霧の場合、兄弟姉妹の中で1羽だけ体格が小柄なようで、7月21日の段階で空腹時の体重が76〜77gしかなかった。
先生にも「痩せているのでもう少し太らせた方がいい」と言われ、そのときにはフォーミュラ3を買ってきた。
本来ならそろそろひとり餌の切り替えの時期だが、それは気にせずにさし餌の回数を増やすように先生に言われてきた。(切り替えよりも体をつくることを目標にすべきだから)
さし餌の回数を増やすのにはもう1つ理由があって、ブリーダーさんのところに出したメールの中にあるように「一度に食いだめ」をしないように小分けにして餌を食べさせるためだ。
にほんブログ村
補足
★消化がいいのはどっちか?
食滞に関するHPなどを調べていたり獣医さんの話を聞いたりして粟玉とパウダーフードのどちらが食滞を起こさないかということを考えてみた。
私が調べたり聞いたりした限りでは「どちらとも言えない」「その子によって異なる」という結論。
パウダーフードで食滞を起こして粟玉を食べさせたら解消したケースもあれば、霧のように全く効果がなかった場合もある。逆に霧のように粟玉で食滞がひどくなってパウダーフードに変えたら効果ありだった場合もあるようだ。
★腸内細菌のバランス
食滞とは直接関係ないかもしれないが、腸内細菌のバランスというのもヒナの成長には大切な要素の1つなのだなと思った。霧は腸内細菌のバランスが悪く、悪玉菌の方が多かったため、消化にも影響していた。
今回病院に通ってわかったのは、「ただ悪い菌を殺せばいいというものではない」ということ。
ただ悪い菌を殺しただけでは、また別な悪い菌が出てきてしまう恐れもあるため、「悪い菌は殺して良い菌を入れてやる」ことが必要になるのだ。霧の場合、カンジタを殺して代わりに乳酸菌を増やすように・・・という治療方針で治療を進めていった。