我が家の卵は、全て順調です。
ま、気長に見守ります(^^)
孵化するとすれば、来月の10日前後でしょうか。
さてさて!
鳥類を人工飼育で育てる場合、こんな事が言われていました。
「親鳥からの、何か特別な免疫が親が与える餌に含まれているはずだから
人工飼育をすると、弱い雛になる。」
と。
コレ、真っ赤な嘘です。
「嘘です!」と言い切ってしまうのは気が引けますが…(^^;)
哺乳類は、乳中に含まれる抗体(免疫物質の事)を
経口で(口を経由して)体内に取り込みます。
当然、この抗体は母親から与えられるもので、母親がそれまでに
罹病した病気の細菌・ウイルスに対しての抵抗性を示します。
その結果、その子供はある程度成長するまで、その抵抗を持つことが出来ます。
さて。鳥類の場合はどうなるのでしょうか。
鳥類は哺乳類ではありませんから、哺乳類のように
経口で母親の抗体を、雛に受け渡す事ができません。
親鳥が与える餌にも、当然ですが含まれていません。
でも、きちんと抗体は雛に受け渡されているのです。
答えは卵。
卵内に、母親の抗体が全て詰まっているのです。
ですから、孵化した後に抗体を受け取る必要はありません。
すばらしい仕組みですね!
私達が普段食べている卵ですが、さすが生命を生み出す物だけに
底知れぬパワーがあるのです。うーん、感動。