初めて、この本を読んだのはいつだったか…
先に出てた親書サイズは本屋のレジ前で立ち読みした。
涙を必死で押さえるけど、文字は涙で歪んで、鼻水はずるずるした。
TVもこの前後だったような。
始まりから終わりまで泣いてた気がする。
パピーウォ−カーとか引退した盲導犬の引き取りとかやりたいと思ったけど、結局『ペット不可』のマンションでは許可がおりるはずもなく。
そして、今回の文庫本。
旦那の趣味で写真を撮りに行く関西国際空港で見つけた。
大体の内容は知ってるし、頭の中では部分部分でTVの映像が流れる。
文庫の表紙を開いた時点で、涙が出てきた。
それを目に涙をためたままレジに持っていき、旦那が写真を撮ってる間に読んだ。
人の行き交う関空の展望台でマジ泣きしかけた。
ただ声を出していないだけで、涙も鼻水もだらだらだった。
なにが、自分をこんなに刺激するんだろう。
心に響くのだろう。
・・・きっと、クイールと様々な飼い主さんたちの絆かもしれない。