再検査結果が出ていた。
思っていたより4日ほど早かったな。
大晦日に病院に来る時に結果を聞くと思っていたので、
全く心の準備が出来ていない。
検査機関から病院長宛に送信されたペラペラのFAX用紙。
先生は一瞬固まった私の顔を見て、
「ご自分でご覧になりますか?」と気遣ってくださったが、
反射的に「先生が仰ってください」と答えていた。
早く知りたいけど怖い。というか静かなパニック状態で思考が停止。
今、その結果用紙が私の手元にないので、
どんな言葉で綴られていたのか、記憶が定かではないが、
「前回の検査ではPBFD陽性ではあった が
今回はウイルスが検出されず、陰転したと考えられる」
というような感じだったと思う。
思わず「ほんとですか!」と叫んでしまった。
文章はまだ続いていたが、先生が何と読んでいたか全然覚えていない。
普段の言葉遣いで大声で「マジっすか!」と言ってしまわなくてよかった・・・
投薬から約1ヶ月での陰転報告は、この病院では初めての例とのこと。
有名な専門病院での初めての例ということは、日本で初めてかもしれない。
もちろん、ノーマルな方法、3ヶ月目の検査を受ける前に、
1ヶ月の時点で陰転していた鳥もいるだろうと思うけど。
病院にも、PBFD患者さんをたくさん診ている担当の先生にも、
良い「前例」になれて良かった。
もちろん「完治」ではない。
今まで通り毎日の薬水と、インターフェロン注射は頻度が減って月1回の予定。
2ヶ月ほど後と、その後定期的に再度検査を受ける。
大晦日から1月いっぱいまで取りまくっていた診察予約は全てキャンセルし、
次回は1月24日、一般診療時間に、一般患者と同じように病院へ行くことになった。