おとといの洋画にボウシインコちゃんが出てきましたね♪♪
アンヨを立ててビスケットを「2枚よこせ」って言ってるインコくん♪なんて可愛いんでしょ〜ww
先月行った、ふうらんとチコリの健康診断の事を。。。
書きましたが、ふうらんが血便らしきフンを2回したんです・・・・
フンの中に赤黒いモノが混じってたので手で摘まんでほぐしてみると指が赤くなったんです。
フン便検査でチコリのフンから見つかった原虫というのはジアルジアでした(><)
ふうらんはたまたま検査に引っかからなかっただけかも・・・
同居の3羽(チコ・ふう・くり)一緒に投薬2週間
再検査で検出されなかったので投薬なしで一週間おいてもう一度検査し、
原虫はまた見つからなかったので通院完了となりました
ケージを毎日洗浄してあげればよかったのだけど、ちょっと私事で出来なかったので・・
止まり木や網はできる限り拭いたり洗ったけど・・・
同じ鞭毛虫の仲間にヘキサミタがいて、オカメインコはヘキサがよく検出されるみたいです。。
ヘキサは6本前鞭毛と2本後鞭毛の虫で「六毛虫」ともいうそうです。
昔「ろくもう虫」と診断された子がいたので調べたらヘキサのことのようでした。
ジアルジアよりも小型なので見つけにくく、駆虫には時間がかかるけど
完全駆除するのが望ましいようです。。
ジアルジア
消化管寄生虫でGirdia属の鞭毛虫(べん毛虫)類の原虫
栄養型(トロフォゾイド)とシストの2時期があり、汚染されたオモチャを舐めたり、
排出された便を触ったり同じ水を飲んで感染します。
また単独感染では症状を出さないことがあるので健康な鳥でもキャリアーとして
もっている固体が多く、親鳥がヒナへ餌を与える事により伝播します
栄養型は洋ナシを逆さにしたような形で2個の核があり、4対の鞭毛(8本)で活動し
2分裂して増殖していきます
シストは栄養体になる前の休止期で膜をかぶった卵のようなもの
乾燥にも強く普通の消毒剤では効かない場合もあるそうです
(水道水の塩素消毒で死滅しなかったという事例が過去あったそう)
排出されると栄養体は死んでしまいますが、シストは長期間生き続けるので
それらを経口摂取することにより感染します。
おもに小腸粘膜に吸着するが組織に侵入することはない
健康体では症状をださないことがあるので健康診断時に偶然検出される事もある
普段無症状でも換羽や風邪等の体力低下などなんらかの原因によって増殖し悪化するので見つけたら駆虫が必要
症状・・・粘性のある下痢便、血液がフンに混じる事あり、食欲不振、体重減少
消毒・・・シストは加熱に弱いので熱湯消毒が有効。フェノール、クレゾール3%溶液有効。
人畜(獣?)共通感染症
人や犬猫、その他の動物にも寄生します
宿主によって感染する種類が違うようです
人間や犬猫はGirdia lamblia(ランブル鞭毛虫)、鳥類はG.psittaci
予防・・・手洗い(クレゾール石鹸など)
++参考資料++ 動物病院HP ジアルジア関連HP