昨日の今日で↑コレ↑ですから。
そっかぁ、思ったより時間掛かったけどやっぱりもう平気なのね。
でも多少は発情防止に効果があったんではないかと・・・
【CAP】さんのメルマガを取っている人はご存知だと思いますが、オカメインコ用の偽卵の販売を始めました。
セキセイインコ用の偽卵はペット用品店でも見かける事がありますが、実はオカメインコ用の偽卵は国内で生産していないらしいです。
なので紙粘土で自作したり、海外から個人輸入したり、又は海外から個人輸入されたものが時々オークションで出てきたり・共同購入で海外から取り寄せたりでないと手に入らなかったんです。
販売開始を知ったのは数日前だったのですが「今は発情シーズンではないし」と思っていたのです。
ところが昨日何となく見てみたら、既に在庫が2個しかありませんでした。
一体どれだけの数を仕入れたのか分かりませんが、やはり手に入りにくいオカメインコの偽卵だけに注文が殺到したのかも・・・・・
今後どれくらいの頻度で・どれくらいの量を仕入れてくれるのか分かりませんが、コレは国内生産が始まったって事なのかしらそれともやはり輸入商品なのかしら
念のため欲しいと思いつつ、でも2個じゃあ・・・・・という思いもあり、この時期に偽卵のために5千円分の買い物するのは難しく (まだ2万以上の買い物して間も無いので) 次回注文時に一緒に購入したいなぁ・・・・・と思っています。
偽卵の使い方には2種類あります。
1.卵の数を「偽卵で増やす」事によって、産卵数を抑制しようと考える使い方。
2.卵が割れたりすると不潔なので、産んだ卵を偽卵と摩り替えてしまう使い方。
1の使い方をする方は「産卵抑制」が目的なのに対し、2の使用をする方は「産んだ後のケア」を目的としています。
どちらも正しい使い方だと思います。
その中で1の使い方に付いて、どういう段階でどのように偽卵を混ぜるかというタイミングが、実は良く分かりません。
初卵を産んだらまとめて数個ドドンッと投入するのが良いのか
少しでも卵が増える不自然さを感じさせないよう、1つずつ徐々に投入するのが良いのか
実はこれらについての話しを殆ど見かけないんです。
本当はどちらが効果的なんでしょう
そして偽卵による「産卵抑止効果」はあるのでしょうか
コザクラインコを飼っている私の友人の話しに拠ると、やはり「偽卵による産卵抑止効果」も個体差があるようです。
固体によって「何個目の卵」というのを自分でシッカリ把握し、卵の増減に敏感な子と、詫卵等で卵が増減してもあまり気にしない子といるようです。
そしてその友人によれば「卵の数を把握しているこの方が偽卵による産卵抑止効果が働き易いだろう」との事でした。
なるほどぉ、ココでも出てくる「個体差」なんですね。
マニュアルどおりに行かない事の原因の殆どが「個体差と育った環境の違い」なのでしょうね。
その友人の場合、卵を産んだ翌日1個投入・・・・・と、徐々に1個ずつ増やしていく方法だったそうです。
1日目・・・・・初卵産卵
2日目・・・・・偽卵1個投入=卵2個
3日目・・・・・2個目産卵=卵3個
4日目・・・・・偽卵2個目投入=卵4個
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といった具合らしいです。
そしてそういう方法だと鳥の偽卵に対する反応と産卵抑止効果の働きが緩やかなため、最終的にどうしても4個まで産んでしまうとの事でした。
産卵数をもっと減らすためには「初卵の直後に複数個まとめて投入」の方が効果が出易いんじゃないかという結論に至ったそうです。
ただしその場合には「偽卵を全く無視されるかも」というリスクもあると・・・・・
ただ初卵を産んだ時点では、既に2個目・3個目の卵が卵巣の中で大きくなる準備を始めているだろうと思いますから、この時点で大きくなり始めていた卵は止められないと思うのです。
インコの卵が、一体何日くらいで排卵出来るほどの大きさに成長するのかが未だ分からないのですが、初卵を産んだ時点では少なくとも2個目は大きくなり始めているだろうと思われます。
だって翌日には2個目が排卵されて卵の殻を作りはじめ、その翌日には産卵するのですから・・・・・
で、これ等を纏めると、産卵抑止出来るのは「初卵産卵後に偽卵を投入した場合、早くても3個目を止められるかどうか」だと思われます。
初卵を産んだ時点で3個目の卵も成長を始めていたら産卵を止める事は出来ませんから。
「排卵準備に入らない卵の成長抑制」が出来なければ産卵は止められませんから、何日前から卵の成長が始まるかっていうのが重要なカギだと思われます。
逆に言えば、例えば5個産む子の場合だと、3個目産卵後に始めて偽卵を入れたのでは全く間に合わないかもしれないという事になります。
産卵抑止を狙う偽卵の場合「早期に投入」が重要なようです。
但し早期と言っても「初卵前」から投入するわけには行きませんから (偽卵によってむしろ発情したら困るので) ともかく初卵を産んでからのタイミングが大切なのだろうと思います。
ですが私の友人のように「投入手段やその結果の詳細を記録し情報開示」してくれる方は本当に少ないのが現状です。
いや、そもそもオカメインコの偽卵が売ってないのだから仕方なかったのですが・・・・・
CAPさんで中型インコ用の偽卵取扱が始まったと言う事は、今後オカメインコに偽卵を使用する人が増え、偽卵効果の情報が世に出やすくなった第一歩だと思います。
そんな訳で、使用したら是非その結果を教えて頂きたく思います。
そしてその情報をより多くの方たちに開示してくれると嬉しいですね。
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★今後の掲載予定★
◆巣引き記録【06秋】−−−随時掲載
◆巣引きの知識【その2】−−−近日予定
◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その3】−−−近日予定
◆鳥の中毒事件【その5】−−−随時掲載
◆「コンパニオンバードNo.5」の感想−−−近日予定
◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール
◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド
◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン
◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類
◆「インコをよい子にしつける本」の感想
◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−秋雛が出始める頃までに掲載予定
◆使って良かった鳥用品紹介 【その2】−−−近日予定
◆失敗した鳥用品紹介【その1】−−−近日予定
◆身近に有る危険な物【その3】