駄目飼い主と、我が家の誇るべき12羽のオカメインコの日常を、飼育情報も交えながらご紹介します。

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オウム病に気を付けて。
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どうやら最近『オウム病』が流行りつつあるようなんです。

 

私の県・・・・・と言うか、私の市の管轄の保健所からは何の連絡も来ていないんですが、別の県の友人 (動物取扱業者登録している人) の所には、「オウム病が出ているので気を付けて」という通達が文書で届いたと言い、それとは別の県の友人も動物病院で「オウム病が出た」という噂を聞いたと言い・・・・・

 

 

ですがやはり「何処から出た」というのは教えてもらえないのだそうです。

 

 

某SNSでも「オウム病の相談」やら「オウム病の闘病記録」を掲載している人が最近何人か出て来ており、私のHPにもオウム病が出たという書込みがありましたし、ブログでも「オウム病闘病日記」を書き始めた人もいます。

 

 

どうやら個人の繁殖家からお迎えした子の中からも「オウム病」が出ているらしいです。

 

 

 

オウム病(クラミジア)は、シッカリ治療すれば治る病気ではありますが、以前にも掲載したように「脂粉や糞が乾燥した粉塵から空気感染する病気」「人間にも感染する人畜感染症」です。

 

 

特定の抗生剤を30日くらい (薬の種類によっては45日投薬とか言うものもあるらしいです) 続けなければならず、用品等は全て「塩素系消毒薬」で念入りに消毒する必要があります。

 

人間でも体力が弱かったり発見が遅かったりすると死ぬ事があります。

 

 

鳥の場合は人間以上に感染しやすく、致死率も高い病気です。

私のように多頭飼育している人にとっては、本当に恐ろしい病気なのです。

多頭飼育でなくても、幼い子供や体力の衰えた老人と暮らしていたら怖い病気なのです。

 

 

屋外の飼育小屋の場合には、飼育小屋ごと殺菌消毒も可能ですが、屋内のケージで飼っていると「室内の完全な殺菌消毒」は非常に難しいです。

 

 

人間への感染経路は主に空気感染が一番多く、やはり糞の粉塵を吸い込んだ事による肺炎のような症状で高熱が出る事が多いです。

他には口移しで物を与えたり、噛まれて傷口から感染する事もありますが、こういう感染は稀なようです。

 

 

 

オウム病は潜伏期間があるので、お迎え時には「特に問題無かったのに、後に発症」という事もあります。

 

 

 

 

で、鳥インフルエンザのように「自分の近隣でないから大丈夫」とは言えないのです。

鳥インフルエンザの場合は、その殆どが「野鳥」を媒介としており、なので自分の地域まで感染が延びてきているかどうかと言うのをある程度ニュース等で知る事が出来ますが、オウム病の場合「飼育されている鳥」から出ているのです。

 

 

今までその多くは「輸入鳥から」と言われており、なので国産なら比較的安心していられたのですが、殆どのペットショップは「輸入鳥の検査」をせずに他の鳥達と一緒に店頭に並べますし、個人の繁殖家からも出たらしいという噂があるように、感染鳥が国内で種鳥として使用されている可能性もあるのです。

 

 

多くの鳥達は、トラック便でダンボール等に詰められて出荷されます。

空気感染するオウム病は、もし一羽でもその中に感染鳥が居たら、繁殖場では種鳥達が集団感染の可能性もありますし、問屋さん・ペットショップでも集団感染の危険があるのです。

 

 

そう言う所に安易に出入りしたために「病原菌を家に持ち込んでしまう」危険もあります。

 

 

 

トラック便で日本全国のペットショップに運ばれるペットとしての鳥は、発症した地域に関係なく「近所のペットショップ」にも来ているかもしれないんです。

 

 

なんか最近妙にアチラコチラで「オウム病の話し」を見かけるようになったので、皆さんも気を付けてくださいね。

 

 

 

一応オウム病は、発症したら保健所に届出が必要な病気です。

自分で届出をしなくても、おそらく病院で行うと思いますから、最寄の保健所で聞いてみると良いかもしれません。

 

 

そしてオカメの定期健診では、オウム病検査も入れてもらった方が良いかもしれません。

1回の検査では「陽性」でも出ないこともあるらしく、多くの場合「何ヶ月か毎の期間をあけた検査で3回以上陰性だったらほぼ安心」と言われています。

 

 

 

 

 

 

 

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興味があったら【フクロモモンガの日記】も見てね。

 

 

 

 

 

 

★今後の掲載予定★

 

◆巣引き記録【06秋】−−−随時掲載

◆巣引きの知識【その2】−−−近日予定

◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その3】−−−近日予定

◆鳥の中毒事件【その5】−−−随時掲載

◆「コンパニオンバードNo.5」の感想−−−近日予定

◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド

◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール

◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド

◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン

◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類

◆「インコをよい子にしつける本」の感想

◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−秋雛が出始める頃までに掲載予定

◆使って良かった鳥用品紹介 【その2】−−−近日予定

◆失敗した鳥用品紹介【その1】−−−近日予定

◆身近に有る危険な物【その3】

 

 


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