ベランダに少しずつ慣れてくると、今度は色々冒険したくなるようです。
最初は「すぐ私の身体に戻れる体制」を取りつつ、物干しに止まったり、置いてあるプランターのハコベを食べたり・・・
少しずつ少しずつ私の身体から離れる事が出来るようになってきました。
先住の子達も「手本」を見せてくれるので、「ソコまで行っても大丈夫」って徐々に学習しているようです。
昨年もそうでしたが、慣れるとベランダはオカメズの「お気に入りスポット」になります。
お日様に当たりながら風を浴びて、そして高い位置から「広い外の景色」を見るだけでも楽しいようです。
ただねぇ、風が強いと「風に向かって飛べない」んですよ。
風に押し流されて、前に向かって飛んでいるのに押し戻されてしまうんです。
当然「飛行のコントロール」が出来ない状態ですから、慌てて手を差し伸べて止まらせます。
オカメインコは飛ぶのが下手と言う方が居ますが、我が家の子達の飛行技術は「凄いぞ」と思っていたのですが、やはり飼い鳥・・・・・
風に立ち向かえる筋力も不足しているのでしょうし、何より風を上手く利用する術・風を回避する術を持ち合わせていないのです。
おそらく潜在能力はあるのでしょうが (オーストラリアで最速の鳥と言われているのですから) 飼育されている環境ではそれらを会得する事が不可能なのです。
我が家のベランダも、やはり風を利用したり回避したりする術を会得するのには狭すぎるのです。
迷子になったとき「風に流されて、思わぬ遠くで見つかった」という話しを聞いた事がありますが、ソレは「飼育されている鳥なら当たり前」なのかもしれません。
もし万が一迷子にしてしまったとき、その子が飛び去る方角を確認し、出来る限り視線で追って追いかける事はとても大切です。
ですがソレと同時に「風の吹いている方向」を確認する事も、とても大切なことだと思います。
大した風で無くても・・・本当に「髪が乱れるなぁ」って程度の風でも、一生懸命飛んでも風に押し戻されてしまうのです。
上空の強風にはひとたまりもない事が容易に想像できます。
こればかりは、相当大きな施設でも無い限り「訓練」する事は不可能ですから・・・
掛川花鳥園の鳥たちの中には、花鳥園で生まれ育った子達も沢山います。
コガネメキシコの軍団が飛び交う蓮池の所はとても広い場所なのですが (2,000平方メートルだそうです) でもソコは「温室」ですから風は吹きません。
相当自由に、相当起用に、相当速い速度で飛びまわっている子達ですが、あの子達なら風が吹いても飛べるのかなぁ?
そうそう、5月6日(金)の「動物奇想天外」に、掛川花鳥園が出るらしいですよ。
詳しくは【掛川花鳥園ホームページ】をご覧下さい。
・・・と言いつつ、私が見忘れそうだぁ・・・
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興味があったら【フクロモモンガの日記】も見てね。
★今後の掲載予定★
◆巣引き記録【06秋】−−−随時掲載
◆巣引きの知識【その2】−−−近日予定
◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その3】−−−近日予定
◆鳥の中毒事件【その5】−−−随時掲載
◆「コンパニオンバードNo.5」の感想−−−近日予定
◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール
◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド
◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン
◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類
◆「インコをよい子にしつける本」の感想
◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−秋雛が出始める頃までに掲載予定
◆使って良かった鳥用品紹介 【その2】−−−近日予定
◆失敗した鳥用品紹介【その1】−−−近日予定
◆身近に有る危険な物【その3】