駄目飼い主と、我が家の誇るべき12羽のオカメインコの日常を、飼育情報も交えながらご紹介します。

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なぞの美女(なび)

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発情・産卵防止の考え方【その6】
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「無精卵を暖めているのが可哀想なので、オスをお迎えした方が良いかというような質問が、私のHPにも時々あります。

 

 

他所のブログや掲示板でも見かける事があります。

 

 

この気持ち、私はとても理解出来ます。

 

 

 

私の場合は、最初に衝動的に3羽お迎えした事がキッカケでした。

最初の1羽の時には「お喋りしてくれるオスがいいなぁ」と思っていましたが、3羽になってみると「一羽くらいオスがいるだろう・一羽くらいメスがいるだろう」という気持ちになり、特に雌雄に拘る事は無くなっていました。

 

 

オカメインコの挿餌にすっかりはまってしまった私は、3羽目の"ぴんきぃ"が思いがけず勝手に一人餌になってしまったことにも寂しさを感じていました。

 

 

 

遺伝の知識なども身に付け始めていたので、やがて私は「巣引きをしたい」と思うようになりました。

 

 

ところが、お迎えして3ヶ月程度で全員がお喋りを始めてしまい「全員♂確定」となってしまったのでした。

 

ですから私の場合は、その後意図的に「遺伝的にメス確定の子」をお迎えして来ました。

 

 

 

ですが、無精卵を産み続けるのを見ていて「ペアにしてあげたい」と思うのは、私の時とは全く違うものです。

我が家の子達はペアで産卵でしたが、昨年の私は「たった1個でも良いから有精卵でありますように」「たった1羽でも良いから育てさせてあげたい」と、心から願っていました。

 

 

 

 

その気持ちは、当初の「巣引きをして我が家の子達の雛を見たい」というような興味本位の感情とは全く別のものです。

 

その時の私の気持ちは「私が雛が欲しい」のではなく「親鳥たちに雛を与えてあげたい」という気持ちがとても強くなっていたのです。

 

 

 

だってね、そりゃもう健気に抱卵しているんです。

放鳥時にケージの扉を開けても出てきません。

途中で少しだけ出てきても、外で溜糞を出して食事をしたら自分から巣箱に戻って行きます。

巣箱の入口脇にある水交換で手を突っ込むと、そりゃもう猛ダッシュで巣箱の入口に飛び出してきて威嚇・・・下手すれば本当に攻撃します。

必死で卵を守ります。

でもケージの掃除の時には全く出て来る事も無く、おとなしく掃除をさせてくれます。

おそらくケージ内の糞が無くなる事を心底望んでいたのでしょう。

 

時々巣箱を覗くと、卵を自分のお腹の中に嘴でしまっています。

 

 

 

こんなに一生懸命に卵を守り抱卵している姿を見ると「その卵が孵らない」という事を本当に気の毒に思い、むしろ「罪悪感」さえ感じてしまうのは自然な感情だと思います。

 

 

オカメは「卵から雛が孵る事を夢見て必死で抱卵」しているのに、自分は「その卵は孵らない」事を事前に知っていたとしたら、その後ろめたさは相当なものだろうと思います。

 

 

 

 

その時あなたは「我が家では巣引きは無理だから」って簡単に割り切れますか

毎年毎年そういう姿を見ても我慢出来ますか

 

 

産卵は様々な危険を伴いますから、やはり多くの場合「オスが良い」と思うものです。

ですがオカメインコの雛は、特殊な場合を覗いて「お迎え時には雌雄判別できない」のが普通です。

 

 

 

 

いずれにしても、長期間一羽飼いされてきていた子は、飼い主が恋人・自分は人間となってしまっているケースが多く、新たにお迎えしても仲良くしてくれるとは限らず、むしろ「恋人を取られるライバル」という認識になってしまう事も多々あるのです。

 

ですから、その時になってオスをお迎えしたからといってペアになるとは限りません。

 

 

 

そしてオカメインコは中型の中でも多産な方です。

巣箱も比較的小さい物でOKなので、一般家庭でも比較的簡単に巣引きが出来ますが、それ故に「増えてしまった子をどうするかという問題も付きまといます。

 

 

 

中型・大型インコでは、どちらかと言えば産卵個数が少なく、1〜2個しか産まない種も多いです。

孵化率も低く、生存確率も低いです。

コガネメキシコインコでも、巣箱の大きさはHOEI465程度の大きさが必要と言われています。

(ケージではなく巣箱です)

群れで生活させないと雛を孵さない種もいるようです。

 

 

ですがオカメインコは1度に3〜7羽の子が孵ってしまったりするのです。

 

動物愛護法の改正で、簡単に雛を出す事も出来なくなりました。

 

 

 

我が家で残留した雛達。

この子達もいずれは (いや近いうちに) 発情・産卵の時期をむかえます。

その時には、やはり私は「一度位は雛を抱かせてあげたい」と思うでしょう。

 

 

でも・・・そんな事を続けていたら一体どうなる我が家

 

 

現在はそんな悩みさえ生まれてきています。

無精卵産ませるのも辛いですが、有精卵だったら・・・

 

 

そんなこんなも含めて、飼い主も精神的に強くならないと駄目だなぁと日々思います。

 

 

 

 

 

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★今後の掲載予定★

 

◆巣引き記録【06秋】−−−随時掲載

◆巣引きの知識【その2】−−−近日予定

◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その3】−−−近日予定

◆鳥の中毒事件【その5】−−−随時掲載

◆「コンパニオンバードNo.5」の感想−−−近日予定

◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド

◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール

◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド

◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン

◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類

◆「インコをよい子にしつける本」の感想

◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−秋雛が出始める頃までに掲載予定

◆使って良かった鳥用品紹介 【その2】−−−近日予定

◆失敗した鳥用品紹介【その1】−−−近日予定

◆身近に有る危険な物【その3】

 

 


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