駄目飼い主と、我が家の誇るべき12羽のオカメインコの日常を、飼育情報も交えながらご紹介します。

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発情・産卵防止の考え方【その5】
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コレは、巣探し行動・巣作り行動の現場写真なんですよ。

 

 

 

一足早く一羽だけ換羽を終了している"ひかる"は、体重も90gオーバーで (通常82〜87g位) やる気満々で、随分前から巣探し行動を続けているのです。

 

当然奥様も、まだ換羽も終了していないと言うのに寄り添って行動するわけです。

 

 

 

日本の獣医科大学では、根本的には「家畜」を主眼とした勉強をします。

鳥に関しては、鶏の事をほんの少し勉強するだけのようです。

 

 

日本に鳥専門医が少なかったり、動物病院でも鳥の事が殆ど分からない理由が理解出来ると思います。

 

 

鶏の何を勉強するでしょう。

当然ながら「食肉」「鶏卵」を目的としているのですから、病気に掛かりにくい餌や栄養学であるとか、コンスタントに卵を産み続けさせる手段とか・・・

 

 

つまり「ペットの鳥の発情防止」とは全く正反対の事を研究し学ぶんですね。

 

 

 

鶏の鶏舎を見た事があるでしょうか

一羽いるだけで精一杯の広さのケージが何段も積み重ねてあり、ソレが並んでいます。

ケージの中で産んだ卵は、そのまま外のボックスに転がり出て来る仕組みになっています。

 

 

 

つまり、鶏は産んでも産んでも自動的に卵が無くなってしまうので産み続けるというわけです。

 

 

大きな地震が有ったり、何かショッキングな事が起こると、産卵が止まってしまうことがあるようです。

産卵が止まったメンドリには、オスの鶏に面会させる事もあるのだそうです。

決して交尾をさせたり・・・という事ではないのだそうで、オンドリに会わせる事で発情促進させて産卵を促すのが目的のようです。

 

 

 

コレをどう思うでしょう

決して倫理的な事を聞いているのではありません。

 

ペアの相手でもない初対面のオンドリと面会しただけで発情し産卵するって事に対して「どう思うかです。

 

 

 

特殊な環境ゆえの「本能のゆがみ」としか考えられません。

 

ですが、コレは現実に起こっている事で、しかも「案外有効な手段」とされているようです。

 

 

 

 

 

 

 

そう言えば以前何かのバラエティ番組でも、卵を産ませる為にオンドリに面会させていましたね。

鶏の名前は"しゃくれ"chanだっかな?

そうそう思い出しました、お笑いの浜口さんが飼っている鶏です。

 

確か"しゃくれ"chanも、知らないオンドリに面会しただけで産み始めた記憶があります。

少なくとも番組内では放し飼い同様だったんですが・・・

 

ソレを考えると、鶏舎のような特殊な環境だから・・・という訳ではなく、「ちょっとした事で簡単に産卵モードは作り出せる」と考えた方がいいのかもしれません。

 

 

 

逆に言えば、ちょっとした事で産卵モードに突入してしまう危険性はとても大きいと言えるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 鶏卵用の鶏は、一生の間に何個の卵を産むのでしょう

そしてその事で、どれだけ寿命を縮めているのでしょう

勿論寿命を縮めているのは産卵だけが原因ではないと思いますが・・・

 

 

もし鶏が「産めなくなったら処分される」事を察知していたとするならば、「産み続けることが生き延びる手段」という本能さえ働いているかもしれないと思うのは飛躍しすぎですね。

 

 

 

鶏のような酷い環境でない事は分かっています。

でも、似たような状況に陥ってしまうオカメインコもいます。

コレが一番言いたかった事です。

 

 

 

 

産卵が止められずに病院に行くと、ドクターに叱られてしまうことも有るのだそうです。

「管理が悪い」と言う事なのだそうですが、本当にそうでしょうか

 

勿論、毎日背中をなでて可愛がったり、濃厚飼料を頻繁に与えていたりしたら「管理が悪い」と言われても仕方ありません。

もう少し「発情防止の事を勉強しなさい」って叱られても仕方ありません。

 

 

 

でもね、産卵が止まらないと心配して獣医に連れて行くような人は、一般的に考えて「極端に管理が悪い状況で飼っている」とは思いにくいです。

 

実際「ドクターに指示された事を全て忠実に守り、更に自分でも色々工夫したり毎日ケージの置き場所を替えたり」していても「産卵が止まらない」と悩んでいる飼い主さんもいるんです。

 

 

 

 

 

その理由が一体なんなのかは分かりませんが、どこかで本能がゆがんでしまったのだろうとしか思えません。

 

そしてソレは決して飼い主さんに責任があるとは言いきれないのではないかと思うのです。

 

 

 

とは言っても、やはり「何とか通常の産卵範囲に抑える」努力が出来るのは飼い主さんしかおらず、だから多方面から考えて観察し、正常なライフサイクルを取り戻してあげる努力をするしかないのです。

 

 

 

実際の所今までの私は、そういう産卵の悩みを聞いても「そういう子もいるんだ、怖いなぁ・・・」程度にしか考えていませんでした。

 

我が家にはメスは二羽しかいなかったし、どちらもペアのがいる身ですから、一羽飼いの子と比較すると相当「産卵の制御が楽」だと思っていたので「他人事」だったのです。

 

 

 

 

これ等の情報は、少しずつ私の中に蓄積されてきていましたが、あまり深く考えた事はなかったのでした。

 

 

 

 

ですが今は違います。

我が家には現在「独身メス4羽」が増えたのですから、もう他人事ではないのです。

 

 

友人の所や様々なブログで「発情・産卵の悩み」を目にする事が増えてきました。

個人でブログを持つ人が増えた為、以前と比較すると考えられないほどの情報量が目の前に転がっています。

 

ソレをキッカケに、私もちょっと真剣に考え、そして悩んでいる方も、まだ未経験の方も考えるキッカケになればいいな・・・と思っています。

 

 

 

 

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◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−秋雛が出始める頃までに掲載予定

◆使って良かった鳥用品紹介 【その2】−−−近日予定

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