駄目飼い主と、我が家の誇るべき12羽のオカメインコの日常を、飼育情報も交えながらご紹介します。

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発情・産卵防止の考え方【その1】
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我が家にも勿論「春が訪れつつある」のですが、私の周りでも「望まぬ春」の到来に苦慮しているオカメマザーズが沢山出始めています。

 

 

そんな訳で【発情・産卵防止】について書いてみようと思います。

 

 

 

とても長くなるので、何回かに分けて書くつもりです。

そして今回の【発情・産卵防止シリーズ】は、具体的な対策に関する内容では有りません。

 

それらは既に皆さん周知の事と思いますし、余裕があったら書こうと思います。

 

 

 

今回は【発情・産卵防止に対する考え方】についてです。

ソレを真剣に考えて、自分の子を良く観察し、自分の子ではどうなんだろうという参考にしてもらえれば・・・と思います。

 

 

 

まず今日は、最近掲示板でも増えてきた「無精卵産卵」を止めるという事に関して、どうも「根本的な考えに差があるんじゃないかと感じたので、そういう話しをしたいと思います。

 

 

一般的に言われている発情防止の対策は、対処療法的な面が大きいです。

一旦は治まったけど、またすぐに発情が始まってしまった・・・と言うのは良く聞く話しです。

 

 

 

そしてそれらの対策は「その場の産卵を止める」事が目的の事が多いです。

・・・と言うよりも、そもそも飼い主さん自体が「産卵を止める事」しか考えていないように思います。

 

 

 

ですが、私の考えるのは【産卵コントロール】です。

 

 

オカメインコの一生の中で、最終的・結果的に「一番負担が少ない程度の産卵で済ませる事」が目標です。

 

ですから、私の場合は「産卵コントロールのための産卵が視野に入っています。

 

 

 

正直な話し、成熟した健康体のメスの産卵を完全に止めてしまうのは不可能です。

それこそホルモン注射とか、鳥の場合にはおそらく無理だと思うけど虚勢手術をしてしまう他に産卵を完全に止める事は無理だと思います。

 

 

そう考えた時「季節的な発情に拠る、適正の数の産卵で済ませる事」を目標とするべきではないかと思うのです。

 

 

 

その為には「その子が一度に産む卵の数が幾つなのかを把握する事も大切な事になってきます。

 

産み終えたと思ったらまた産み始めた。

○個目と○個目の間隔が1週間も開いていた。

 

 

 

飼い主としては「卵の合計数」にばかり気を取られるのも仕方ないのですが、問題は「その子の産卵サイクル」です。

 

 

オカメインコは通常3〜7個位の卵を1日おきに産むと言われています。

 

 

1回に7個産む子・3個の子では、同じ7個の卵でも大きな違いが有ります。

 

 

前者は「ソレが最終の卵」な訳ですが、後者は「1シーズンに3度産卵を繰り返している」と言う事になります。

そして後者だった場合には、最低あと2個産むでしょう。

 

 

後者の方が「沢山の問題」を抱えています。

季節を問わず発情が止まらない「産卵癖」の危険性があります。

 

 

9個目の後も、またすぐに次の産卵に入ってしまう危険性があります。

 

 

 

ですから「自分の子が何個の卵を産むか」って事は大変重要な事です。

ソレが分かっていなければ、産卵サイクルをコントロールする事が出来ません。

 

 

当然ですが、産み始めたら産卵を止める事は出来ないと考えた方がいいです。

5個産む子なら、5個産むまで止まりません。

ですから「規定の数を産んだ所で、次の産卵に入らないよう工夫」をする事が一番重要なのです。

 

 

逆にもし止めてしまったとしたらどうなるでしょう

排卵されて出すだけの卵を止められてしまったら・・・

ソレは卵詰と同じ意味を持ちます。

 

 

 

産み始めたら、全てを産み終わるまで栄養状態に注意しながら見守るのが一番です。

 

 

 

「うちの子は無精卵だから、巣引きの知識等いらないわ」って思っていませんか

 

でも産卵でのアクシデントが起こるのは、多くの場合「栄養状態」に問題があるのです。

 

 

 

栄養不足に拠る軟卵・卵詰、訳が分からず高カロリー餌を切るタイミングを外した為に次の産卵に入ってしまう等・・・

 

ですから、メスの子を飼っている方は「巣引きの予定」がなくても、「巣引きの知識」を身に付けておいた方がいいんです。

ソコには「産卵時に必要な栄養や環境」他の注意事項も書かれており、また「産卵が終わって抱卵に入った時の栄養」についても書かれています。

 

 

 

そうです、産卵中と産卵後では「必要な栄養」が違います。

産卵中は、当然ながら沢山のカルシウム・たんぱく質・ビタミンを必要としますが、産卵が終わったら「高カロリーの餌は止める」んです。

 

本来その後に「育雛」という大きな労働が待っているのですからカロリーを落とすのは問題も含んでいると思うのですが、巣引き中の産卵後にカロリーを落とすのは「発情防止」が一番の目的です。

 

 

 

巣箱の中で交尾をして卵を駄目にする危険を避けるのが目的のようです。

 

 

このように「有精卵」を抱いている子達でも、カロリーを落とさないと発情してしまう可能性があるのです。

カロリーを落とすタイミング1つを考えても「自分の子が何個卵を産むか」を知っておく事はとても大切ですね。

 

 

 

 

 

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★今後の掲載予定★

 

◆巣引き記録【06秋】−−−随時掲載

◆巣引きの知識【その2】−−−近日予定

◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その3】−−−近日予定

◆鳥の中毒事件【その5】−−−随時掲載

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◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−秋雛が出始める頃までに掲載予定

◆使って良かった鳥用品紹介 【その2】−−−近日予定

◆失敗した鳥用品紹介【その1】−−−近日予定

◆身近に有る危険な物【その3】

 

 

 

 

 

 

 


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