ソレは深夜2時半頃の事でした。
突然"りぼん"の雛達が一斉にジャージャー鳴き始めたのです。
「どうしたの〜っ」
言い終わるか終わらないうち、突然オカメパニック発生。
慌てて電気を点けてケージの前に座ります。
声を掛けながら何とかオカメパニックを治まらせた物の"りぼん"の様子が変です。
↑この体勢↑のまま固まってしまい、全く身動きしなくなってしまいました。
暫くケージの前で声を掛けながら様子を見るのですが、全く身動き一つしません。
"りぼん"は一番手乗り度が低い子なので、しかも巣引き中ですからケージの扉を開くのをためらったんですが、あまりにも動かないので心配になってケージの扉を開けました。
身体の前に手を指し出すと、ソロソロと私の腕を這い上がって来ました。
巣箱の入口まで戻った"ひかる"は、入口の所に待機したまま心配そうに私と"りぼん"を見つめています。
"りぼん"はそのまま私の肩に落ち着きました。
やっと落ち着いたかなと思ってケージに戻そうとするのですが、手を指し出すと背中の方に逃げてしまい乗って来ません。
「あんた"りゆ"chanじゃないんだから・・・」
「どうしたの〜っ、もう大丈夫だよ」
「何か怖かったの」
「まだ怖いの」
「"ひかる"chanが心配して待ってるよ」
「そろそろおうちへ帰ろうねぇ」
「少しは落ち着きましたかっ」
「まだ帰りたくありませんか」
「怖かったねぇ、もう大丈夫だよ」
ずっと声を掛け続けますが、結局5分以上戻りませんでした。
一体何があったのか分かりません。
雛達のジャージャー鳴きで、先日の1号chan落下事件を思い出してしまったのでしょうか
やっと手に乗ってきたのでケージに戻してあげました。
すると"ひかる"も、やっと安心した様子で巣箱の中に入って行きました。
その間に両方の巣箱の中を確認しましたが (4羽とも巣箱から出て来てパニックになっていたので) どちらの雛たちも無事でした。
さてっ、ケージの掃除の時に気が付きました。
まあっ随分食べ方が違うんですねっ。
↓コレ↓は"ひかる"と"りぼん"のケージの様子です。
ワカサギの干物がキレイに食べてあります。
ところが"ぷらら"と"かりん"のケージは・・・
こんな感じで食い散らかされています。
まぁ給仕する量が全然違うので、そういう差もあるのかもしれません。
でも性格の差もあるような・・・
さて、また新たな悩みが生まれてしまいました。
明日は"ぷらら"の4号chanの孵化予定日なのですが、以前に検卵した時の「明らかに1個だけ成長が遅い卵」だった事を考えると、たぶん孵化したとしても遅れる事と思います。
そうなると孵化時の上の子3羽との成長差はかなりのものになってしまうでしょう。
小鳥なんかでは、卵の孵化時期を揃えるために3卵目位までは暖め始めない事が多々有るのだそうです。
最初の3羽を確実に育てるためと言うことらしいです。
そしてそういう子達を「育雛上手」と言われたりするらしいのですが、では4羽目以降の子はどうなるの
まさか最初から見捨てられているのでしょうか
まだ孵化するかどうかも分かりませんが、とても心配になって来ました。
"りぼん"の1号chan〜2号chan誘拐に合わせて"りぼん"達に託雛した方が良いのだろうかという思いが・・・
勿論"ぷらら"と"かりん"がシッカリ育ててくれそうなら、それに越した事はないんですが・・・
ただねぇ"ぷらら"の子達より"りぼん"の子達の方が圧倒的に大きい訳で、託雛したとしても圧死の危険は増してしまう気がするのよね。
まだ今から考える事ではないと思うんですが・・・
本当に孵化できるか分からないし・・・
そしてもう一つ悩みが・・・
先週日曜日、ついに相方から「里親さんは決まっているの」と言われてしまいました。
私の心の声「ぐっ・・・・まだ5羽全員助かるとは限らないのに・・・そして"ぷらら"の雛は孵るかどうかも分からないのに」
相方「10羽も孵ったらどうするだ」
私の心の声「10羽じゃないもん、9羽だもん」
相方「全部うちで育てるなんて無理なんだから」
私「うん」
私だって分かっています。
全員無事に育てば、全ての子を我が家で育てるのは無理だと言う事は・・・
室内の家具をなくしてしまえばケージを置く事は可能ですが、そんなに一気に増えてしまったら私の飼育限界を越えてしまいます。
いや、ただ育てるだけなら出来ますが、今迄の子達と同じ様に出来るだけ全員に手を掛けて遊んで・・・という育て方は無理になります。
既に私の身体は全員が止まれなくなっているのですから。
でもねぇ、なかなか里子に出すと言う決心が出来ません。
皆最初は悩んだんだろうなぁ・・・と思います。
そんなに簡単に「雛が孵った里親探しGOGO」なんて割り切れるものではないと思います。
でも昨晩再度念押しされてしまいました。
はぁ・・・やっぱり里親探ししないといけないのかな。
まだ当分考えたくないんですが・・・
って言うか、毎日毎日色々な事を悩んで迷って考えて観察して、チョットの事に一喜一憂しているのに、まったく知らない人にホイッと渡せるものではないです。
でも考えないといけないんだな・・・
確かにその事も考えて「動物取扱業」の届出もしたんだけど。
分かっていたけどチョット悲しい。
今日はもう一つ記事があるよ。
巣引き記録【45日目その2】は夜まで待っててね。
時間が出来たら1号chan落下事故詳細を書こうと思っています。
↑良かったらクリックしてね↑
興味があったら【フクロモモンガの日記】も見てね。
★今後の掲載予定★
◆巣引き記録【06秋】−−−随時掲載
◆巣引きの知識【その2】−−−近日予定
◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その3】−−−近日予定
◆鳥の中毒事件【その5】−−−随時掲載
◆「コンパニオンバードNo.5」の感想−−−近日予定
◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール
◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド
◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン
◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類
◆「インコをよい子にしつける本」の感想
◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−秋雛が出始める頃までに掲載予定
◆使って良かった鳥用品紹介 【その2】−−−近日予定
◆失敗した鳥用品紹介【その1】−−−近日予定
◆身近に有る危険な物【その3】