今日はもしかしたら1号chanが孵るかも。
鳴き卵っていうのが聞けるかも。
なんとなくウキウキしながらも覗くのがためらわれていました。
昼間の放鳥時は"ぷらら"はケージに張り付いていましたが"りぼん"は出て来ていません。
"ぷらら"を先に出して"りぼん"のケージの扉を開きましたが、"りりあ"の授乳を終えても"りぼん"も"ひかる"も全く出て来る気配を見せません。
いよいよ"りゆ"と"ぴんきぃ"を放鳥しましたが、その後も全く出て来ません。
もしかしたら「今日孵るってのを察知していて出て来ないのかも」なんて妄想が頭をよぎります。
"りぼん"と"ひかる"のケージは、全く糞を落とした跡が無く、どちらも相当溜まっているはずなのに・・・
それから1時間ほど経ってもやはり出て来ません。
掃除をしながら巣箱の入口から覗いてみました。
二羽でピッタリ寄り添っています。
でも私の目にチラッと白い物が飛び込みました。
卵です。
でも割れている・・・
まさかまた食卵
卵が孵るのは、おそらく産まれた頃の時間だと思っていました。
夕方の5時過ぎ頃だろうと思っていたので、そろそろ卵が鳴いているんじゃないかと耳を澄ましますが・・・
実は我が家の周りには山が沢山有るので、野鳥が多いんです。
スズメやカラスも沢山います。
そんな訳で、耳を澄ませばアチラからもコチラからもチュンチュン・ピーチク・カーカーの鳴き声が沢山。
室内は古い大型冷蔵庫が有るので、結構やかましい音を立てて動いてくれています。
まだ18日目だから。
最近少し寒くなって来ているから、雛が孵るまでには23日目一杯掛かるかもしれないし・・・
有精卵とは限らないし・・・
そんな事を考えながらソワソワしていたんですが、割れた卵のカケラを見てしまっては私の衝動もピークに・・・
そしてソッと巣箱を覗いた現場が↑トップの写真↑です。
さて、その頃"ぷらら"と"かりん"は二羽揃って出て来る時間がありました。
"かりん"はかなり神経質になっていて、ケージ前を誰かが通っただけで飛び出してきて追いかけるんです。
神経質になっている上に、縄張り意識もかなり高まっている様子。
ケージの外まで出て来て、飛んで追いかけるんですから。
実はその後出て来た"りぼん"を何度も追い掛け回し ("りぼん"はたまたまケージの前を通っただけなのに、巣箱から飛び出してきたんです) コレでは他の子が危険と判断し、"ぷらら"は外に出ていましたがケージの扉は閉める事にしました。
"ぷらら"が戻りたくなればケージの扉に張り付きますから、そうしたら中に入れてあげて交代させます。
ところが扉に張り付いた"ぷらら"にさえ、巣箱から飛び出してきて襲いかかる始末です。
・・・と言っても扉越しですから・・・
そして相手が"ぷらら"だと分かれば治まりますから。
ケージの扉を閉められた事に激しい抗議行動を行う"かりん"です。
←動画は【コチラ】からどうぞ。
そんな訳で、コチラのペアは"りぼん"や"ひかる"の様にケージの扉を開け放しておく事は無理と判断しました。
"かりん"がもう少し落ち着いてくれば別ですが・・・
そして"かりん"は出来るだけ他の子達とは別放鳥を心がける事にします。
出て来て暫くすると全然普通に戻るんですけどね。
さてそんな風に"かりん"が飛び出している間に「検卵」を試みてみました。
まだ産まれたばかりだから分かるかどうか分からないけど・・・と思いつつ・・・
慌てて写真撮ったのでボケてしまったけど、何となく赤くなっているのが分かるかしら
一つは昨日産まれたばかりですから、やはり全く分かりませんでしたが、一つは血管と思われる赤い筋が見えました。
一つは確実に有精卵があるって事ですね。
でも有精卵でも必ず孵るとは限らないそうなんですが・・・
中止卵と言って、途中で成長が止まってしまったり、空を割って出て来るのに力尽きてそのまま死んでしまったりって事が、結構有るらしいんです。
卵から出て来ても、遺伝疾患を持っている場合は、殆んど数日の命とも聞いています。
そういうのを割り切れなければ駄目だよ、いちいち感情移入して落ち込んでいたら巣引きは出来ないよと、沢山の人から何度も忠告されています。
どうやら私は「そういうのに耐えられない」と、多くの人に思われているらしいです。
でも私、最初にそういう忠告を受けていますから、巣引きを始める時には有る程度の覚悟を決めましたよ。
大丈夫、覚悟は出来ているつもりです。
でも出来れば元気に育って出て来て欲しいです。
さて、そんなこんなしている間にやっと"りぼん"が出て来ました。
今がチャンスなのです。
誘惑に勝てないママを許してねっ。
そしてやっと姿を見る事が出来ました。
卵は食べられたのではありませんでした。
我が家での第1号chanが誕生していました。
おめでとぉ、本当に良かったね。
そして耳を済ませると、やっと私にも「外の野鳥」の鳴き声と「雛の鳴き声」の違いが分かりましたよ。
そして実は巣箱の入口にカメラを構えて、雛の声の動画を撮影したんですが、PCに取り込んで再生してみたら・・・
私でも良く分からない状態で、音声最大にしてもザーーーーーーーッって砂嵐の様な音ばかりでした。
先天的な遺伝疾患なんかは無いかな
時々餌を貰っているピピピピピッって小さな声が聞こえてきます。
今日はずっと"りぼん"と"ひかる"のケージの扉は開けっぱなしなんですが、殆んどどちらも出て来ません。
ケージの中でペレット食べてそのまま戻ってしまったり、数時間に一度30分程度交代に出て来て、餌を食べて少しのんびりすると戻って行ってしまいます。
"かりん"も長時間の抱卵をとっても頑張っています。
ただ、チョットの事ですぐに飛び出してきてしまうのが・・・
そう言えば"ひかる"も、水交換・餌交換を極端に妨害していた時期がありましたね。
あの頃はホント、何度か流血しましたが"かりん"の噛み付きはずっと優しいです。
あれでは血は出る事は有り得ませんね。
これもきっと性格の違いなのかな
明日は (今晩深夜) "ぷらら"の3個目産卵予定日です。
↑良かったらクリックしてね↑
★今後の掲載予定★
◆巣引き記録【06秋】−−−随時掲載
◆巣引きの知識【その2】−−−近日予定
◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その3】−−−近日予定
◆鳥の中毒事件【その5】−−−随時掲載
◆「コンパニオンバードNo.5」の感想−−−近日予定
◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール
◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド
◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン
◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類
◆「インコをよい子にしつける本」の感想
◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−秋雛が出始める頃までに掲載予定
◆使って良かった鳥用品紹介 【その2】−−−近日予定
◆失敗した鳥用品紹介【その1】−−−近日予定
◆身近に有る危険な物【その3】