先日購入した「小鳥のお医者さん」「新・小鳥のお医者さん」を読みました。
実は、飼育本のレビューはHPの方で掲載しているんですが、途中からは「写真のみでレビューがまだ書いてない物」や「写真すら掲載してない物」も多くて・・・
そんな訳で、コチラでレビューを書いて、このブログの該当ページにリンクを張ってしまおうという「良策」を思いつきました。
◆小鳥のお医者さん
あおば出版 ¥650
◆新・小鳥のお医者さん
あおば出版 ¥650
平成11年に出版されており、「ザ・オカメインコ」が出る前の飼育本としては「事故」や「病気」等の「飼い主が気をつけなければならない事」が分かりやすくまとめられている唯一の存在だったのではと思います。
ページ数の割には金額が高く、マンガ・コミックスとして見ても高いと感じられますが、子供でも分かりやすくまとめられていて、「まず最初に知っておく事」を勉強するには良い本だと思います。
ただ「飼育本にはありがち」ですが、少し情報が古い部分が有ります。
例えば、雛を育てるのにパウダーフードではなく粟玉を使用している事。
粟玉の作り方で、1巻の方は「片栗粉」を使用するととろみが出てよいという表現が有りますが、現在では片栗粉等「そのう炎」の原因となりやすいということを、素人でも知っている人が多いと思います。
以前何処かの掲示板で「片栗粉を使用した挿餌の作り方」を紹介して槍玉に上げられている人を見かけた事が有りますが、こうして本で紹介されていたんですね。
新・・・の方では、粟玉の作り方から「片栗粉」が削除されています。
飼育に関する情報は、このように「今日の常識が明日も通用するとは限らない」事を常に意識している事が大切だと思います。
小さな子供に「鳥の命の大切さ」を教えてあげるのには、とても分かりやすくて良い本だと思います。
この本は再版しない事が決定しているらしいという噂を聞きました。
この噂が本当なのかどうか確認していませんが、古い情報のみを訂正して再版し続けて貰いたいものだと思います。
★今後の掲載予定★
◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その2】−−−近日予定
◆発情抑制についての仮説−−−近日予定
◆オカメインコの種類その3・・・パイド
◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール
◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド
◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン
◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類
◆「インコをよい子にしつける本」の感想
◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−春雛が出始める頃までに掲載予定
◆使って良かった鳥用品紹介
◆シードの洗浄実験−−−暖かくなったら行う予定です。
◆オカメインコの寿命、本当はどれ位なの?
庭のハコベが芽を出しました。