放鳥時、私の腕と顔に「生暖かいもの」が・・・
はいっ、ワタクシ毎日10個以上のを「身体」で受け止めております。
ティッシュで拭き取ろうと・・・「えっ・・・じゃない」
一瞬「何が起こった」のか分からず「硬直状態」に陥った私。
「コレは何」と我に返ると、私の周りに「沢山の同じ物」が散らばっています。
肩にいた"ぷらら"を見ると、嘴に「何か」をぶら下げて首を振っています。
・・・そして、吐いたっ。
そのままジッと数分観察。
元気は有る・・・普通と変わらない。
でも・・・
周りに散っている「吐しゃ物」を全て拾い集めると「結構な量」なのです。
1時間ほど前に量った体重は91g。
自分から餌箱のところに飛んで行きました。
でも一口突付いて、止まり木を右往左往。
水のみ場に連れて行ったけれど飲もうとしない。
もう一度餌箱のところに連れて行っても、一口突付いてウロウロ・・・
そして首を振ったと思ったら、また吐いた。
その間約5分。
時計を見ると夕方6時前。
慌てて診察券を見ると、良かった今日は20時まで診察している。
でも引っ越したため病院が遠くなったので、30分位掛かります。
一番道が混んでる時間だ。
ともかくすぐに「病院に行く準備」を整えて出発。
ごめんなさい、スピード違反したけど、だって「鳥の救急車は無いでしょ」と「自分勝手」な言訳しながらカットビです。
途中までスムースに行けたので、これなら15分位で着くかも・・・と思ったら、やはり渋滞。
その間、クシャミをすると気になり、静かになると「まさか」と不安になり、無駄だと知りながらも前の車にピッタリ張り付き・・・そして、やはり30分掛かって病院に到着。
いつもは結構混んでいるのですが、運の良い事に「他の患者さんがいない」状態で、すぐに診察室に入れました。
行く途中で出したは、↑↑の様な感じで、色・形共に問題なさそう。
動物病院(鳥専門病院では有りません)に行って、いつも思うのは「犬」に合わせているのか特に夏場は「涼しすぎる」んじゃないって事。
車のヒーターを最大にして行ったためかやはり診察室に入ると「ヒヤッ」とした感じでした。
でもすぐに診察室を暖めてくれ、出る頃には汗ばむ位でした。
あぁ、先生ありがとぉ。
まず「問診」そして「糞検査」・・・異常なし。
次に「視診」「触診」・・・風邪の症状も見られず、内蔵関係に特別な物も感じないとの事。
それでも「吐いた原因」が有るはずだからと「そのう液の検査」・・・ナントッ「大腸菌が異常繁殖」しているって。
大腸菌(悪玉菌)は、元々体内に居るものだけど、かなりの増殖が見られるのだそうです。
コレに寄って、そのうも炎症を起こしているらしいです。
★お薬4種類★
1)免疫増強剤・・・D-フラクション
2)抗生物質・・・バイトリル
3)整腸作用の消化器系薬・・・ペラプリンシロップ
4)食欲増進の消化器系薬・・・ペリアクチンシロップ
★費用★
診察料・・・¥1,200
そのう液検査料・・・¥800
糞便検査・・・¥400
薬代(4種)・・・¥2,140
----------------------------
合計・・・・・・・・・¥4,760でした。
おそらく2〜3日で症状も治まり、食欲も戻るので、そうしたら薬を止めて様子を見るようにとの事です。
その後、また症状が出たら薬を1週間程度続けるように(症状が治まっても)との事でした。
その間に、別の症状が出たり(糞の異常とか・体重の激減とか)症状の改善が全く見られない場合は「すぐに再診」に来るようにとの事でした。
そして、その時には念の為「オウム病検査」を行いますとの事でした。
最後の言葉に「ドキッ」としました。
自分で「自分の身にも降りかかるかもしれない」と言いながら、やはり「他人事」として見ていたんだ・・・と、思い知りました。
ともかく家庭看護の基本は「隔離」「保温」です。
隔離と言っても、とりあえずは「別居」というのが正しいかもしれません。
「甘すぎる」って怒られるかな
家に帰ってきたのは8時半過ぎ。
それから慌てて"ぷらら"のケージの準備。
まずはケージを準備して、100Wのひよこ電球とサーモスタットをセット。
そして、ひよこ電球と少し離れた所に「温度計」をセット。
ペレット2種とシード(帰りの車内で少し食べていました)水をセット。
ケージの横に加湿器セット。
そしてケージをビニールシートでカバー・前面は開閉式のビニールカーテン。
サーモの設定は31度ですが、現在温度計は28度です。
そして"ぷらら"はひよこ電球から離れた場所に居るので、温度的にはコレでOKかな
薬は1日3回。
帰宅直後も、案外簡単に飲んでくれたので安心しました。
"ぷらら"は、挿餌に混ぜた投薬しかした事がなかったので。
ただねぇ、"かりん"と"ぷらら"が、今も呼び合っているのよ。
現在時刻23:12分。
お互いのケージが見える様にしているんだけど、寂しがって呼んでいるの。
むしろ「見えない場所」の方がいいのかな
すごい「悩み所」です。
可哀想だけど、仕方が無いのよ。
このまま「一生の別れ」になりたくないでしょう
だから「病気を治さないといけない」のよ。
ごめんね。
巣引きに入っていなくて、本当に良かった。
巣引きに入っていたら、余分な体力消耗して「危険」だったかも。
★今後の掲載予定★
◆鳥の感染症PBFD・オウム病等【その2】−−−近日予定
◆発情抑制についての仮説−−−近日予定
◆オカメインコの種類その3・・・パイド
◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール
◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド
◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン
◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類
◆「インコをよい子にしつける本」の感想
◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−春雛が出始める頃までに掲載予定
◆使って良かった鳥用品紹介
◆シードの洗浄実験−−−暖かくなったら行う予定です。
◆オカメインコの寿命、本当はどれ位なの?