駄目飼い主と、我が家の誇るべき12羽のオカメインコの日常を、飼育情報も交えながらご紹介します。

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なぞの美女(なび)

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恐ろしい鳥の感染症について
toro1.jpg

 

 

あらっ新しい子をお迎えしたのと思った方も居ると思いますが、この子は「うちの子」じゃありません。

名前をtorochanと言います。

可愛いですね。

見た通り「セキセイインコです。

実はこの子は「PBFD」という病気です。

鳥飼いさんなら一度位は目にした事が有る名前だと思います。

恐ろしい「鳥の感染症」の一つです。

 

 

他にも恐ろしい感染症と呼ばれている病気は幾つか有りますが、多くの人が知っている病気は「人間にも感染の恐れが有る」オウム病・鳥インフルエンザ等でしょうか

これらの病気が発生する事は、ごく稀な事なんですが、全く無い訳では有りません。

その多くは「お迎えした時には病気を持っていた」と考えた方がいいでしょう。

これらの感染症の何が恐ろしいかと言えば、「致死率が高い事」「感染力が強い」事です。

感染している鳥の糞が乾燥した粉塵や脂粉から「空気感染」すると言われています。

 

 

ですが、これ等の病気が発生する事は少なく、ですから「海外からの大型輸入鳥」をお迎えするのでなければ、殆どの人が「自分には関係無い」と思っていると思います。

実は私もその一人です。

私には関係無い「気の毒な子がいるんだなぁ」って程度の認識でした。

でも、実は決して「珍しい病気」でもなければ「関係無い病気」でも有りません。

 

 

私の友人も、お迎えしたオカメインコが「オウム病(クラミジア)」と診断され、HPで闘病記録を掲載している方が居ます。

(現在完治して元気に暮らして居ますよ)

検疫を受けていたにもかかわらず、PBFDが発生した子も居るそうです。

写真のtorochanも、お迎え後に発生してしまいました。

 

 

toro2.jpgtoro3.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真を、ただ「可哀想」と見ないでください

torochanは、病気を「治すため」に、現在も頑張っているんです。

私がわざわざブログで掲載しているのは「こんな病気があって、こんな症状なんですよ」って紹介するためでは有りません。

この子は、現在事情が有って、本当の飼い主さんの元を離れて別の方の元で「病気の治療中」です。

以前の「健康診断」の内容でも書きましたが、これ等の特殊な病気は「検査出来る病院」「治療出来る病院」が限られているのです。

 

 

現在torochanを預かって治療のため通院している方は、獣医になろうと勉強中の方です。

飼い主の立場・獣医師の立場と、様々な面から「この件」について考えている事と思います。

私はこの方のブログを読ませていただいて、少しだけ親しくして頂いています。

ソコには、あらゆる「葛藤」が掲載されています。

様々な人から言われた言葉に傷つき、偶然目にした言葉に傷つき、その都度「自分のしている事」に対して思い悩んでいます。

 

 

なぜあの店に行ってしまったんだろう

何故この子を選ぶのを止めなかったんだろう

何故もっと早くに「この病気」だと気づいてあげられなかったんだろう

自分が引き受けて良かったのだろうか

このままブログで闘病記録を掲載していて良いのだろうか

 

見ていて切なくなるほど「思い悩み」それでもtorochanの生命力を信じて戦っています。

 

 

自分の子が、もしこの様な病気に掛かってしまったらどうしますか

セキセイインコって三千円位で手に入る鳥です。

治療費は何万単位で掛かるでしょう。

通院は勿論の事、家庭内での保温や投薬も大変な労力です。

他にも鳥を飼っていたら、他の子達への感染にも注意を払わなければなりません。

隔離せざるを得ず、その事で「かまってあげる時間」が殆ど無くなり、自分を責めている飼主さんも居るそうです。

通院も「予約」「完全武装」で連れて行かなければなりません。

これだけでも、相当「精神的に辛い」思いをします。

 

 

ですが、飼い主さんに掛けられる言葉は「決して暖かいもの」ばかりではなく「バカだねぇ」「他人の鳥にうつさないよう気をつけろ」という事を言われる事も有るのです。

悪意の有る言葉では無いのかもしれませんが、ただでさえ精神的に疲れているのに、なんと心に突き刺さる言葉」でしょう。

そして世の中には「悪意を持って言葉を発する」人も存在するのです。

インターネットとは、相手に顔や素性を知られる事が無いため、それらが日常茶飯事的に繰り返される場でも有ります。

本当に悲しい事です。

この様な原因で閉鎖してしまったHPやブログを、私は沢山知っています。

 

 

この方のブログは、闘病記録というだけの意味ではなく、看護人の心の葛藤や痛みも伝わってくるブログで、決して「飼育本」や「獣医学の本」では知る事の出来ない「大切な内容」が沢山含まれています。

同じ病と戦っている人にとっては「励み」にもなり、そうでない人にも「考えさせられる」事を多く含んだブログです。

 

 

ですが、あまりに心が傷ついた管理人さんは、これらの掲載に「疑問」を持ち始め、自分自信も「精神的に疲れ果て」てしまい、今後の掲載について真剣に悩んでいます。

(閉鎖の危機)

私は彼女とtorochan・元親さんを心から応援したいです。

ココで本来ならブログを紹介したいところなんですが、「悪意の有る人達」に踏み込まれて、これ以上傷つけたく有りません。

ですから、ココで紹介する事は出来ません。

 

 

でも皆さんにも考えて欲しいんです。

もし病院で隣にいる人が連れている子が「感染症」だと知った場合、私も大慌てで席を離れ、身体中を振り払うような行為をしてしまうかもしれません。

「なんで、そんな子を連れてくるの」と言いたくなるかもしれません。

でももし自分の子が掛かってしまったら

やはり「治療の出来る病院」に掛かるしか無いんです。

鳥インフルエンザの出た鶏舎と同様に「全部焼き殺してしまえ」と思いますか

私は「頑張って完治する症例」として、他の人たちの「希望」になって欲しいと思います。

 

 

toro4.jpg

toro5.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

羽根が少なくたって、「羽づくろい」するのよぉ。

そして、こんな風に「悪戯」もしちゃうの。

もう一度torochanの写真を見てみてください。

可愛いでしょう元気そうでしょう

病気でも、他のセキセイインコと「同じ」なんですよ。

 

 

torochan現ママさんへの応援メッセージは、すいませんが私のメールフォーム【コチラ】にお願いします。

ちょっと時間が掛かっても、必ず転送します。

悪意の有る内容の物は、私の所で握りつぶしてしまいますのでご了承ください。

 

書き忘れましたが、本日の写真5点は、torochanの現ママさんからお借りしたものです。

著作権はtorochanの現ママさんに有ります。

 

 

 

★今後の掲載予定★

 

◆発情抑制についての仮説−−−近日予定

◆オカメインコの種類その3・・・パイド

◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド

◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール

◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド

◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン

◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類

◆「インコをよい子にしつける本」の感想

◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−春雛が出始める頃までに掲載予定

◆使って良かった鳥用品紹介

◆シードの洗浄実験−−−暖かくなったら行う予定です。

◆オカメインコの寿命、本当はどれ位なの?

 

 


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"嬉しかったこと" by 瀞の白い羽 -PBFD感染した鳥との日々- | 2006/06/25 04:45:52