「オカメインコ」って名前、一体誰がつけたんでしょう
個人的には「可愛らしい名前」で気に入っているのですが、時々この名前のせいで「う〜〜〜んっ」と唸る事が有ります。
私はHPを、様々な検索サイトに登録しているのですが、その時のカテゴリーで悩む事が有るんです。
「鳥専用検索サイト」とか「ペット専用検索サイト」では、沢山の鳥種別のカテゴリーが作られており「オカメインコ」というカテゴリーが存在するところも多々有ります。
ところが、検索サイトの中には「鳥」という1つの項目で括られていたりするケースもあります。
まぁ、ソレはソレでいいのですが、困るのが「フィンチ」「インコ」「オウム」「その他鳥」なんてカテゴリーになっていた時です。
オカメインコは「インコ」と和名が付いていますが、実は「オウム目・オウム科・オカメインコ属」の鳥です。
インコは「オウム目・インコ科」になります。
関係有りませんが、名前もオウムっぽくて、大きさもオウムっぽい「ヨウム」は「インコ科・ヨウム属」なのですねぇ。
そして「インコ」「オウム」と分けられていた時に「さてどちらに登録すべきか」と悩む事になるのです。
検索サイトは「検索して見つけてもらうため」に登録する物ですから、「多くの人はオカメインコと言えばインコと思っているだろうなぁ」とか、「オウムの方に分類されると思っている人は少ないだろうなぁ」とか、「でも公の場で嘘をつくのもなぁ」とか、「この人オカメインコのサイト作っているのに、オカメインコがオウムの方に分類されるの知らないんじゃないのと思われないだろうか」とか、様々な思いが私の中を駆け巡る訳です。
そして、他のオカメサイトがどちらに登録されているのかを見ると、やはり「インコ」の方なんですねぇ。
そこで私も「インコ」の方に登録する訳ですが、その後もいつまでもクヨクヨと「本当にインコの方で良かったんだろうか」と思い悩む羽目に陥る訳です。
オカメインコが日本に入ってきたのは1910年代らしいので、大正初期だと思われます。
名前の付いた経緯なんて簡単に想像出来ちゃいますよね。
「赤いほっぺたがオカメみたいだなぁ」
「嘴が曲がっているからインコの仲間だろう」
「じゃあオカメインコでいいんじゃないの」
ってな感じで、安易に付けられた名前だろうと思います。
一体誰が付けたんでしょうねホント、スッゴク気になります。
今時「おかめ・ひょっとこ」なんて知っている人がいるのかしらと思って、チョコットだけ調べてみました。
千葉県が発生の地とされている説も有るようですが、ルーツは良く分からないとされているようです。
そして驚く事に「日本全国各地」に「おかめ・ひょっとこ祭り」なるものが存在するんですね。
最初は簡単な手踊りだったらしいのですが、お神楽や歌舞伎の影響を受け、次第に複雑な舞へと変化して行ったようです。
そして獅子舞にも登場するらしいのですが、残念ながら私は見た事が有りません。
「おかめ」は女性に幸運をもたらし、「ひょっとこ」は家庭運をもたらすのだそうです。
我が家のオカメズも、私に沢山の「幸せ」を運んできてくれました。
★今後の掲載予定★
◆発情抑制についての仮説−−−近日予定
◆チークパッチの色での雌雄判別って出来るの?−−−近日予定
◆オカメインコの種類その3・・・パイド
◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール
◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド
◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン
◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類
◆「インコをよい子にしつける本」の感想
◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−春雛が出始める頃までに掲載予定
◆使って良かった鳥用品紹介
◆シードの洗浄実験−−−暖かくなったら行う予定です。
◆オカメインコの寿命、本当はどれ位なの?