たった一羽のオカメインコの雛が始まりだったんです。
たった一羽のオカメインコの雛に、私の人生はスッカリ変えられてしまいました。
元々私は、鳥には殆ど関心が無く、関心が有るのは大型犬と哺乳類(小動物)でした。
でも賃貸では哺乳類は無理ですから、私がペットショップで見る所と言えば「小動物コーナー」(飼う気ではなく見るだけ)と「爬虫類コーナー」(イグアナやカメレオンが好きです)位でした。
小型犬はあまり好きでは無いし、ネコは嫌いなので、犬猫のコーナーもほとんど見る事は有りませんでした。
ハリーポッターの小説にはまった私は、フクロウに関心を持つようになり、その頃から鳥コーナーを見るようになりましたが、フクロウが居るショップは殆ど有りませんでした。
ある時、100円ショップで「鳥の図鑑」の様な物を発見し、様々なフクロウの種類が掲載されていたので購入しました。
週末に相方がそれを見て「モモイロインコが可愛い」とか「キバタンが可愛い」等と言うのを聞いて、始めてインコの方にも関心を持ちました。
それから少しして、私はフクロウを見に行ったショップで金額を聞いてみました。
14万位だったと思います。
アフリカオオコノハズクでした。
金額に驚き、持参した「100円ショップの鳥図鑑」を開きながら、モモイロインコやキバタンについても金額を聞きました。
40万とか「とんでもない金額」(犬より高いじゃん)を聞きビックリ仰天。
実は私、鳥がそんな高額で売っているなんて思ってもいなかったのです。
ましてや数十万の単位だなんて、全くの想定外。
高いだろうとは思っていましたが、想像をはるかに超えた金額でした。
そんな時に「オカメインコなら1万円」と言われ、それはどんな鳥と聞くと、私の持って行った図鑑に、丁度ノーマルとルチノーの写真が掲載されていました。
「この白い方の鳥だよ」と言われたのは、キバタンを痩せて小さくした様な鳥でした。
でもそんな鳥は、お店の中に見当たりません。
「何処にいるんですか」と聞いて指差されたのは、目の前の水槽。
??????????何処にいるの?????????
文鳥とセキセイの雛に囲まれて「毛引きの酷い文鳥の母鳥」だと思っていたのが「また羽根が開ききっていない、筆毛ツンツンのオカメインコのルチノー雛」でした。
コレが雛なの
スッカリ一目惚れ・・・そしてその場でお持ち帰りとなったのです。
世間で言うところの「最悪のお迎え主」だった訳です。
飼育用品一式・暖房用品一式・飼育本を同時購入し、雛を抱えて帰ったのです。
・お喋りして欲しいからオスだと良いな
・名前考えなくちゃ
・家族はビックリするかな
ウキウキで帰りました。
そしてソレがキッカケとなり、わたしは1ヶ月の間にあと2羽のオカメインコをお迎えしてしまい、毎日・毎日インターネットでオカメインコの事を調べ、書店に売って居るインコの飼育本を買いあさり、3ヵ月後には「オカメインコのHP」を立ち上げていました。
もう完全に「オカメインコの虜」となり、その後の私は「オカメインコ一色」とも言える程のめり込みました。
現在6羽のオカメインコと暮らし、巣引きも考えています。
以前ほど「どうしても巣引きをして、子孫の子達が欲しい」と迄は思わなくなりましたが、やはり「雛が産まれたら良いな」と思っています。
起きると、最低限の「その日に最初にするべき家事」を行ったら、すぐに「放鳥」「ケージの掃除」で始まる一日です。
コレが苦にならないのが不思議な位です。
(私は掃除が嫌いなので)
鳥とは無縁だった私が、たった一羽のオカメインコの雛に、ここまで人生を変えられてしまいました。
★今後の掲載予定★
◆発情抑制についての仮説−−−近日予定
◆チークパッチの色での雌雄判別って出来るの?−−−近日予定
◆オカメインコの種類その3・・・パイド
◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール
◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド
◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン
◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類
◆「インコをよい子にしつける本」の感想
◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−春雛が出始める頃までに掲載予定
◆使って良かった鳥用品紹介
◆シードの洗浄実験−−−暖かくなったら行う予定です。
◆オカメインコの寿命、本当はどれ位なの?