誰でも「一番良く見かけて知っている」のが、このノーマル♂ではないでしょうか?
ノーマルと呼ばれるとおり、オカメインコの原種です。
メスは顔の黄色い部分が少なく、雛の時と同じ顔の色を保ちます。
このノーマルですが、羽根の色の濃さにも個体差が有るようです。
実は私は、ペットショップで「まっ黒」のオカメインコを見た事が有りますが、うちの"ひかる"は「黒」というより「グレー」という感じの色です。
この↑二枚の写真↓は、ほぼ実物の見た目に近い色です。
何度も写真を撮るのにトライしたのに撮れなかったのですが、翼を広げると、中はかなり「まっ黒」に近い色です。
私が見た「まっ黒」な子は、本当にツヤツヤした黒い子でした。
"ひかる"は、お腹の部分は「もっと色が薄い」です。
グレーとクリーム色の混じったような色をしています。
私は以前、これもペットショップで見たのですが、黒い胸に白い星の様な点々マークがある子を見かけました。
お友達に教えていただいたのですが、両親のどちらかがパールの遺伝子を持っている場合に、時々「雛の時期だけ、胸に白い点々模様の出る子がいる」そうです。
ですが、この模様は大人になると消えてしまうのだそうです。
又、この模様を持って産まれたからと言って「必ずしもパールスプリットとは限らない」のだそうです。
"ひかる"はオスなので、尾羽の縞々模様は完全に無くなりました。
ですが、尾羽も「黒い」と言うよりは「グレー」といった感じの色です。
グレーと言うよりは、黒い羽根に「白い粉が噴いているような色」と言った方がいいかもしれません。
私が見た真っ黒な子は、本当にツヤツヤまっ黒という感じの色だったので「キレイだぁ」と思い「"ひかる"ももう少し黒ければ、もっとキレイなのに」なんて思った事も有りました。
("ひかる"chanごめんよぉ)
今は"ひかる"のお腹の色が「キレイだなぁ」と思っています。
こうして「お腹」だけ見てみると、ノーマルだと気が付かないかも。
"ひかる"も雛の時には「ピンクの嘴」「ピンクの爪」だったんてすよ。
でも、お顔の色が変わるより早く、嘴・爪は黒くなってしまいました。
最初は「え〜〜っ、黒くなるの」と思いましたが、実際黒くなって見ると、ソレはソレで「かっこいい」と思います。
おかめいんこの飼育書によく記載されている通り、生まれた時は雌雄同じ色・柄で、大人になると「オスは顔が黄色くなり、尾羽の縞々模様が消える」のです。
これは、お迎えして数日の写真です。
ペットショップで「コザクラの雛」に苛められていた"ひかる"は冠羽も齧られていて、挿餌もコザクラと同じ量しか貰えていなかったので小さい子でした。
(偶然挿餌の時間にお店に入ったのです)
コザクラインコの雛に「踏まれ」「蹴飛ばされ」「突付かれ」ていました。
"りゆ"をお迎えして1週間位の事でした。
その場は「可哀想」と思いながらも、相方に「引きずられるようにして」帰ってきましたが、どうしても我慢が出来ず、その2日後にお迎えしてしまいました。
"りゆ"&"ひかる"は、とっても仲良く過ごしました。
この時、まだ爪の先がピンクで嘴もピンク色でしょ?
お顔も「ホンノ少し」しか黄色くないです。
メスは、この顔の色を保ちます。
"ひかる"は、生後4ヶ月位から顔の色が変わり始め、生後半年の頃には「スッカリ黄色い顔」になりました。
尾羽の縞々が完全に無くなるのには、それから半年以上掛かりました。
小さい写真で見難いですが、この頃は携帯のカメラとアナログカメラしかなかったのです。
これは携帯で撮ったので、こんな小さなサイズなんです。
少しずつ「顔の黄色」が増え、鼻や嘴が黒くなって行くのが分かるでしょうか?
私が思うのには、色代わり種が増えてきた事により「色代わりの遺伝子を全く持っていないノーマル種」というのは「かなり少ない」と思います。
完全な「ノーマル種の子」を見てみたいです。
やはり"ひかる"より「濃い黒」なのかな?
◆発情抑制についての仮説−−−近日予定
◆オカメインコの種類その3・・・パイド
◆オカメインコの種類その4・・・シナモンパールパイド
◆オカメインコの種類その5・・・ルチノーシナモンパール
◆オカメインコの種類その6・・・WFシナモンパイド
◆オカメインコの種類その7・・・WFルチノーシナモン
◆オカメインコの種類その8・・・珍しい種類
◆「インコをよい子にしつける本」の感想
◆挿餌の与え方〜一人餌になるまで−−−春雛が出始める頃までに掲載予定
◆使って良かった鳥用品紹介
◆シードの洗浄実験−−−暖かくなったら行う予定です。
◆オカメインコの寿命、本当はどれ位なの?