駄目飼い主と、我が家の誇るべき12羽のオカメインコの日常を、飼育情報も交えながらご紹介します。

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鳥の産卵の仕組み【情報ありませんか?】
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これは、昨年秋の写真です。

昨年秋に、私は始めての巣引きを行いましたが、産卵・抱卵の最中に父母が相次いで亡くなり、病院に詰めたり・葬儀の打ち合わせ・通夜・葬儀・様々な事務手続き等で、水と餌を取り替えるだけで殆ど部屋にも戻れず・・・の日々も有り、結局雛は一羽も孵りませんでした。

今年はまだ巣箱も設置していませんし、我が家では少しでも発情を抑えようとしていますが、一応巣箱などの準備は出来ていて、本格的に発情が始まってしまったら巣引きを開始しようと思っています。

少しでも先伸ばししたい・・・春も一度で終わらせたいと思っています。

 

さて、実は友人の所で、突如交尾が確認され・・・たと思ったら、翌日産卵・・・という事態に陥ってしまいました。
そもそも巣引きの予定が無かった方なので、コレにはビックリでオロオロしながらも情報を集め・病院へ赴き・巣箱などの用具を揃え・有る程度覚悟を決めて巣箱を設置したようです。
ですが、ココで私も始めて「鳥の産卵のしくみ」について調べてみました。
勿論自分が巣引きを行う為に、私は昨年様々な情報を集めで勉強してきました。
ですがソレは「巣引きを成功させる為の勉強」であり、根本的な「鳥の身体の仕組み」や「鳥の産卵の仕組み」についてでは有りませんでした。

私はHPで「質問掲示版」を設置している為、様々な質問や問い合わせが舞いこんできます。
その中には「過剰産卵」「発情防止」に関する質問も多々あり、私はそれらに関する事も今迄色々調べてきました。
ですが私が今回「知りたい」と思ったのは、ソレとも別物です。
交尾と産卵の関係性についてです。
哺乳類の場合は、誰もが知っている通り「交尾」が行われ、その上「精子と卵子」が上手く受精できた段階で始めて出産準備が整った事になりますが、人間の場合は通常1ヶ月に一度卵子は排出されていて、その卵子は精子と受精出来なかった場合には排出されてしまいます。
卵と言う形で排出されるのではなく、生理という形で流れ出てしまいます。

鳥の場合は、哺乳類とは全く違います。
交尾が行われなくても、メス一羽だけでも産卵する事は皆さん知っている事と思います。
発情が続けば産卵します。
そして、鳥は「卵が一定の数量になるまで産み足す」習性が有るため、ソレを利用して「人間の食べる鶏卵」は作られています。
鶏卵用のメスのニワトリの場合、卵を産まない時には「オスに会わせる」等の処置が行われる事も有るようです。
一度位はテレビ等で見た事が有ると思いますが、鶏卵用のメスのニワトリたちは、大きな養殖場の様な温室の中で、一羽一羽狭い籠に入れられ、並べられています。
そこにオスはいません。
産んだ卵は自動的にケージの外に転がり出る仕組みになっているので、人間はその卵を集めて「食卵」として出荷します。
ニワトリは、産んでも産んでも卵が無くなってしまうので、卵を産み続ける事になります。
当然ながら無精卵です。

この様に、鳥はメスだけでも産卵します。
産卵は「発情」が条件でも有るようです。
発情すれば無精卵でも産み続けてしまう子が居ます。
発情するのは「環境が整っている時」という条件が有るようです。
日照時間・餌に不自由しない事・気温・発情を促進させる餌の摂取・安心して産卵出来る場所等、複数の条件が整った時に「巣引き行動にはいる」と言われていて、なので巣引きを行いたい場合には、その条件を揃えてあげれば良いわけです。
巣箱を設置してあげて、仲の良いペアを同居させ、発情餌を与えてあげれば殆どの場合すぐに巣作りを開始し「産卵準備」が整います。

一羽飼いで過剰産卵・発情を抑えたい場合には、逆の事をするよう言われています。
発情餌を与えない・日照時間を短くする・過剰な保温をしない・規則正しい生活をさせる・発情相手を排除し(鏡やおもちゃ等)発情を誘発させる行為(背中を触るなど)を行わない・巣箱と認識させる場所を作らない・巣箱と認識されている場所を撤去する等々色々有ります。
それらの全てを実践しても、なかなか発情を抑えるのが「現実的には困難」らしい事を、私は多くの人たちの悩みや相談で見聞きしてきました。

「たまみち」と言うのを知っている人も多いと思います。
鶏肉売り場には置いてある事が多いです。
ホルモンに小さな卵(直径1mm位から直径3cm位までの卵黄)が沢山ブツブツくっついている物です。
子供の頃から好きだったので、今でも時々食べます。
コレを私は子供の頃から見ていたので、メス鳥の体内での卵の様子を何となく想像する事が出来ます。
鳥も精子と卵子が受精して始めて「有精卵」になる訳で、「有精卵」を出す為には交尾が必須なのは理解出来ます。
ですが、例えば交尾をしてから精子の寿命はどれくらいなのか?とか、そういう事が分からないのです。
少なくとも私が調べた範囲で見つけられないのです。


例えば昨年秋の巣引きで、"ぷらら"&"かりん"は産卵中も抱卵中も交尾を行っているのを確認しています。
なので私は「ダラダラと卵を産み続けるんじゃないか?」と心配していたのです。
ですが結局"ぷらら"が産んだのは4つの卵でした。
オカメの平均産卵数が4〜7個と言う事なので、正常な範囲です。
雛が孵らなかったのは、交尾が成功していなかった(無精卵だった)為か、中止卵になってしまったのか、本当の理由はよく分かりません。
ソレに対して、実は未だに一度も交尾をしていないだろうという"りぼん"&"ひかる"の方は、合計7個の卵を産みました。
コレは私の頭の中で理解が出来る出来事の一つです。
一羽飼いでも沢山の卵を産み続ける子が、実際沢山存在しているのですから、ペアで同居していて巣箱が設置されていれば、交尾が行われなかったとしても"りぼん"が発情する事で十分有り得る話です。


コレまで殆ど気にしていなかった事なのですが、では交尾と産卵の関係は????です。
通常巣箱を設置して1〜2週間で産卵が始まると言われています。
実際昨年秋の我が家では、ほぼそんな日程で産卵が始まりました。
でも実は、その1〜2週間前から"ぷらら"&"かりん"の交尾する姿は目撃していたのです。
ただ始めての交尾なのでなかなか上手く行かず、毎回"かりん"が途中で背中からズリ落ちて終了していました。
だから「交尾は成功していないだろう」と思っていたのです。
日程を考えると、私は勝手に「巣箱の設置をするとソノ気になり、交尾が行われて有精卵として産卵出来るまでに1週間くらい掛かるのだろう」と思っていました。
つまり受精から1週間位で生まれるのだろうと勝手に思っていたので、始めての巣引きでは受精までに時間が掛かり「1〜2週間で産卵」という誤差が有るのだろうと思っていたのです。
でも今考えると、巣箱の中の巣作り準備にソレ位の日数が掛かり、コレで産んでも大丈夫と判断されたら産むのではないか?と思い始めています。


そうなると、では受精してから産卵までの日数はどれくらいなの?とか、交尾をした精子の寿命はどれくらいなの?とか、鳥の場合体内に沢山の卵の子供が準備されているのだから精子が来ればすぐにでも受精するんだろうか?とか、産卵・抱卵中にしていた交尾は失敗だったから卵が生まれて来ないのか?とか、そういう疑問が出てきたのです。
今迄何故それらが気にならなかったか?と言うと、必要なかったからです。
「ダラダラと卵を産み続けなくて良かった」
「あの交尾も失敗していたんだろう、雛も孵らなかった事だし全て無精卵だったのかもしれないし」
という勝手な判断で納得出来ていたからなのです。
むしろソレが都合が良かったから、追求して考える必要が無かったのです。
多くの方達も「巣引きが成功する方法」や「発情を抑える方法」には関心があっても、そういう事には興味がないと思います。

通常に考えれば、交尾→有精卵が出来る→産卵→雛誕生となる訳ですが、交尾から有精卵が出来る確立とかタイミング、そして交尾から産卵への日数や仕組みについての説明が見つけられないのです。

何故そんな事を考えたのか?と言えば、勿論友人の所で「予期せぬ交尾・産卵」が起きてしまったからです。
通常抱卵・育雛は二羽で交代で行うので、ペアを一緒にしておかないとメスの負担が大きくなってしまいます。
ですが、現在も発情を続けていて、交尾を行いそうな二羽を一緒にしてもいいのか?という疑問から始まったのです。
友人は、出来ればこれ以上の巣引きを避けたいと思っているからです。
昨年秋に、抱卵の合間を縫って行っていた"かりん"&"ぷらら"の交尾では、その卵はどうなったの?
交尾が発情行為の一つで有る事は間違い無いし、逆に交尾によって発情するだろうと言う事も間違いないと思いますが、交尾=産卵という図式は成り立たないのか?成り立つはずなのか?
交尾が成功していなければ、産卵・抱卵・育雛中は本能が優先されて過剰産卵には至らないのか?
交尾が成功していたら、"ぷらら"は引き続き産卵していたはずなのか?
産卵が4個で止まったと言う事は、交尾が成功していなかったからなのか?ソレとは関係ないのか?
さて、この真偽関係をどうすれば調べる事が出来るのか?ってヒントだけでも欲しいのですが・・・


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