「ペットたちは死後も生きている」、買ってしまいました。
以前から気にはなっていたのですが、こういった本を読むとよけい暗い気持ちになっちゃうかなと思い、何となく敬遠していたんです(^_^;)
でもこの本の印税が捨てられてた動物達のためと、「殺処分」廃止運動に使われていると最近になって知り、それならと思い買ってみました。
感想は、追記で述べたいと思います。
ただ、私個人の、思いっきり主観的な感想になります。
私の考えが全ての人に共通するとは思えませんし、私の感想が参考にならない部分もあると思いますので、追記を読まれる際は充分ご注意くださいm(_ _;)m
まず最初に、著者が「心霊研究家・霊能者」と言う事なので、この時点で受け入れられない人もいると思います。
「世の中科学で割り切れる事ばかりではない」
という考えを持った人でないと、なかなか理解しづらいかなと・・・。
この本の中身を簡単に言えば、「虹の橋」のような内容の事が、より詳しく例をあげて語られています。
鳥について触れられている部分も多く、死後の動物達の幸せそうな様子を読んでいるだけで、気持ちが楽にはなりました。
また、動物好きな人はオレンジ色のオーラを持っているらしく、
「動物を愛するあなた、愛するペットを亡くしたあなたに知ってほしい。ペットたちは今もすばらしい世界で、幸せに楽しく生きていることを。あなたがペットの事を考えたり、話したりするたび、あなたのオレンジ色の光が、彼らに『おいで』と呼びかけていることを。その時彼らはやってくる。彼らにあなたの悲しそうな顔を見せないほうがいい。あなたがそんな顔をしていると、ペットだって悲しむだろうから。」
と、述べられていました。
私も大旦那さまを亡くして、
「今は元気で楽しく暮らしているよ」
「寂しい時には会いに来てくれるよ」
「いつまでもメソメソしていたら、大旦那さまも悲しむよ」
といった事を色んな人に言われましたが、まさにその通りの事が書かれていたわけです。
実際には何の裏付けも無いし、証明しようにも出来ない事なのですが・・・、
でも何となくですが、真実なのかな、と思ったりしました。
そう思えただけでも、この本を読む価値はあったと思います。
ただ一つ難を言えば、全てキリスト教視点で話が進みます。
なので日本では割と一般的な、家が代々仏教徒の私としては、理解し難い部分もありました。
(仏教徒とは言っても、本格的に信仰されている人からすれば、きっと怒られてしまうような仏教徒ではありますが^_^;)
特に、「輪廻転生」を否定されてますので、それはちょっと寂しかったり。。。
「いつか生まれ変わった大旦那さまに会いたい」
「もし大旦那さまが生まれ変わって私と出会わなかったとしたら、私と暮らしてた時よりも幸せに過ごしてもらいたい」
なんて、心のどこかで思ってたもんですから(´▽`;)
私がもしキリスト教徒、そうでなくてもキリスト教に関して深い知識があったとしたら、この本に対しての感想がもっと違ったものになっていたと思います。
(*決してキリスト教を否定するわけではないですよ!)
でもこの本を読んでいて気持ちが穏やかになったのは事実ですし、辛い気持ちが救われた面もあります。
なので今現在ペットロスで悲しい思いをされている人には、一度読んでみる価値はあると思います。
宗教(文化かな?)の違いはあっても、感動的な内容である事に変わりは無いですし。。。
実際私も、読みながら号泣しました(;∀;)
この本が全てにおいて、私が欲しかった答えを導き出してくれたわけではないですが、でも何らかの道標になってくれたように思います。
まだ一度しか読んでないので、これから2度3度と、深く読んでみたいと思います。