昨日5月5日動物霊園で、大旦那さまと最後のお別れをしてきました。
とても大きな炉だったのに、大旦那さまの骨は全然崩れませんでした。
斎場の人もすごく驚かれていて、さすが大旦那さま、最後まで根性があるなぁと思いました。
骨壷として、とても立派な桐の箱を用意していただきました。
桐の箱だとそのまま埋葬しても、自然に全てが土に還るそうです。
大旦那さまを埋葬したら、「同じ土でお花を育ててあげてください」と、斎場の人に言われました。
大旦那さまと同じ、黄色いお花を育てようと思います。
ところで写真手前の黄色い花束は、「Happy days★インコと暮す日々」のひーママさんから頂きました。
ひーママさん、本当にありがとうございました。
追記では、お別れの時の事を少し述べようと思います。
5月4日の朝、お休みの日だったのでいつもより遅く大旦那さまのカゴを見ると、少しグッタリしていました。
温度を上げたり薬を飲ませたりして少し様子を見たのですが、全く変化がありませんでした。
前日の5月3日には、普通に過ごして、普通に食べていました。
朝はニンジンをたくさん食べたし、夕方にはミカンをたくさん食べました。
そして夜寝る前は粟穂をプチプチ齧っていたし、本当にいつもと変わりありませんでした。
まさに急変でした。
急いで病院へ連れて行く準備をしている時もどんどん弱って行って、最後にはまともに立つことも出来なくなってしまいました。
それでも移動用のキャリーに入れるとひどく嫌がるので、仕方なく軽くタオルに包んで、助手席に寝かせていました。
そのまま様子を見ながら運転していたのですが、病院まであと少しという所で、いきなり大旦那さまが目を覚ましてもぞもぞとタオルから出てくると、一生懸命這って私の方に近づいてきました。
何事かと思って慌てて大旦那さまを手に取り顔を覗き込むと、そのまま眠るように息を引き取りました。
その時は頭の中が真っ白で、亡くなった事も理解出来ず、とにかく病院へ急がなければ!と思うだけでした。
先生に、「残念ですが・・・」と言われて初めて、亡くなった事が理解出来たように思います。
家に連れて帰ると、父が、
「ありがとう、ありがとう、今まで本当にありがとう」
と言って、子供みたいにワンワン泣きました。
私も子供みたいにワンワン泣きました。
その後投薬で汚れてしまったお顔と体ををガーゼで拭いて、お花と大旦那さまの好きだった物をありったけ買いに行きました。
荼毘に付す時も、入れれるものは全て一緒に入れてもらいました。
今頃、食べてくれてるといいのですが。。。
亡くなった日から今日まで、どれだけ泣いたか分かりません。
でも今は、だいぶ落ち着いてきました。
寂しさや後悔、心残りはもちろん数え切れないほどあります。
でも辛そうにしている姿を長い期間見ていたので、これで大旦那さまは全ての苦しみから解放されたのだと思うと、少しの安堵もあります。
長かった闘病生活、本当に良く頑張ってくれました。
そして12年もの長い間、楽しい思い出をたくさん作ってくれて、本当にありがとうございました。
気が強くて暴れん坊だったけど、本当はすごく優しい子でした。
最期の旅立ちの場所として私の手の中を選んでくれたのも、大旦那さまなりの優しさだったのだと思います。
私は大旦那さまにとって良い飼い主ではなかったと思いますが、私は大旦那さまと過ごす事が出来て、本当に本当に幸せでした。
心の底から感謝の言葉を述べたいと思います。
最後に、大旦那さまに伝えたい事があります。
もう大旦那さまは自由ですよ。
お薬を無理矢理飲まされる事も無いし、お外に出たいのにダメなんて事はもう無いんです。
足も痛くないですよね?
自由に飛ぶ事も出来ますよね?
好きな時に、好きな所へ行けるんですよ。
虹の橋で、私を待たなくてもいいですからね。
もちろん待っててくれるのであればこんな嬉しい事はありませんが、もう大旦那さまは自由なんです。
飼い主孝行は今までで、有り余るほどしてくれました。
これからは、大旦那さまの思うように、好きなように過ごしてください。
それが私の大旦那さまに対する、最後の願いです。
長文・乱文になりましたが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
そしてたくさんの温かいお言葉、本当にありがとうございました。
落ち着きましたら、必ずお返事させてもらいます。
皆様のインコちゃんが、皆様と末永く幸せに過ごせる事を心より願っております。
それでは本当にありがとうございました。