セキセイ(12歳)の日常を家政婦目線で追いました

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PROFILE
キサンタ(大旦那さま)

12歳になったルチノーのオス。気は荒いが、とっても賢い。うちの父曰く、「老獪なじい様」   2007年5月4日、天国へ旅立ちました                *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*     

ふさ子

大旦那さまの寵愛を受けるため、日夜頑張る飼い主兼家政婦。   *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*     

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最後のお別れ
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昨日5月5日動物霊園で、大旦那さまと最後のお別れをしてきました。

 

とても大きな炉だったのに、大旦那さまの骨は全然崩れませんでした。

 

斎場の人もすごく驚かれていて、さすが大旦那さま、最後まで根性があるなぁと思いました。

 

骨壷として、とても立派な桐の箱を用意していただきました。

 

桐の箱だとそのまま埋葬しても、自然に全てが土に還るそうです。

 

大旦那さまを埋葬したら、「同じ土でお花を育ててあげてください」と、斎場の人に言われました。

 

大旦那さまと同じ、黄色いお花を育てようと思います。

 

ところで写真手前の黄色い花束は、「Happy days★インコと暮す日々」のひーママさんから頂きました。

 

ひーママさん、本当にありがとうございました。

 

追記では、お別れの時の事を少し述べようと思います。

 

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5月4日の朝、お休みの日だったのでいつもより遅く大旦那さまのカゴを見ると、少しグッタリしていました。
温度を上げたり薬を飲ませたりして少し様子を見たのですが、全く変化がありませんでした。

前日の5月3日には、普通に過ごして、普通に食べていました。
朝はニンジンをたくさん食べたし、夕方にはミカンをたくさん食べました。
そして夜寝る前は粟穂をプチプチ齧っていたし、本当にいつもと変わりありませんでした。
まさに急変でした。

急いで病院へ連れて行く準備をしている時もどんどん弱って行って、最後にはまともに立つことも出来なくなってしまいました。
それでも移動用のキャリーに入れるとひどく嫌がるので、仕方なく軽くタオルに包んで、助手席に寝かせていました。

そのまま様子を見ながら運転していたのですが、病院まであと少しという所で、いきなり大旦那さまが目を覚ましてもぞもぞとタオルから出てくると、一生懸命這って私の方に近づいてきました。
何事かと思って慌てて大旦那さまを手に取り顔を覗き込むと、そのまま眠るように息を引き取りました。

その時は頭の中が真っ白で、亡くなった事も理解出来ず、とにかく病院へ急がなければ!と思うだけでした。
先生に、「残念ですが・・・」と言われて初めて、亡くなった事が理解出来たように思います。

家に連れて帰ると、父が、
「ありがとう、ありがとう、今まで本当にありがとう」
と言って、子供みたいにワンワン泣きました。
私も子供みたいにワンワン泣きました。

その後投薬で汚れてしまったお顔と体ををガーゼで拭いて、お花と大旦那さまの好きだった物をありったけ買いに行きました。
荼毘に付す時も、入れれるものは全て一緒に入れてもらいました。
今頃、食べてくれてるといいのですが。。。

亡くなった日から今日まで、どれだけ泣いたか分かりません。
でも今は、だいぶ落ち着いてきました。
寂しさや後悔、心残りはもちろん数え切れないほどあります。
でも辛そうにしている姿を長い期間見ていたので、これで大旦那さまは全ての苦しみから解放されたのだと思うと、少しの安堵もあります。
長かった闘病生活、本当に良く頑張ってくれました。

そして12年もの長い間、楽しい思い出をたくさん作ってくれて、本当にありがとうございました。
気が強くて暴れん坊だったけど、本当はすごく優しい子でした。
最期の旅立ちの場所として私の手の中を選んでくれたのも、大旦那さまなりの優しさだったのだと思います。

私は大旦那さまにとって良い飼い主ではなかったと思いますが、私は大旦那さまと過ごす事が出来て、本当に本当に幸せでした。
心の底から感謝の言葉を述べたいと思います。

最後に、大旦那さまに伝えたい事があります。
もう大旦那さまは自由ですよ。
お薬を無理矢理飲まされる事も無いし、お外に出たいのにダメなんて事はもう無いんです。
足も痛くないですよね?
自由に飛ぶ事も出来ますよね?
好きな時に、好きな所へ行けるんですよ。
虹の橋で、私を待たなくてもいいですからね。
もちろん待っててくれるのであればこんな嬉しい事はありませんが、もう大旦那さまは自由なんです。
飼い主孝行は今までで、有り余るほどしてくれました。
これからは、大旦那さまの思うように、好きなように過ごしてください。
それが私の大旦那さまに対する、最後の願いです。

長文・乱文になりましたが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
そしてたくさんの温かいお言葉、本当にありがとうございました。
落ち着きましたら、必ずお返事させてもらいます。
皆様のインコちゃんが、皆様と末永く幸せに過ごせる事を心より願っております。
それでは本当にありがとうございました。

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この記事への返信
こんばんは!
この度お別れの時の状況を知って、大旦那さまが最期の力をふりしぼってふさ子さんのほうへ近づいていったこと、お骨が全然壊れなかったこと、つくづく強いインコちゃんだったんだと感動しています。
闘病中もその精神で乗り越えてこられたんですね。
うちのコだけでなく、私自身もいっぱい見習わなければならないところのある大旦那さまでした。
お亡くなりになったのはすごく寂しいし、ふさ子さんやご家族さまみんなおつらいと思います。
でもふさ子さんのおっしゃるように大旦那さまはもう自由なんですね。身体はどこも悪くないし、好きなものを食べて好きなところへ飛んでいけます。
でもきっときっといつもふさ子さんやご家族を見守ってくれているんだろうと思います。
私も大旦那さまのことを知ることができて幸せでした。
いつまでも決して忘れません!!
Posted by まみ | 22:11:27, May 06, 2007
こんばんは。
大旦那様虹の橋に旅立っていかれたんですね。一生懸命
ふさ子さんの元へ近寄ってくれた大旦那様、お骨が崩れなかった大旦那様、最後まで大旦那様らしかったですね。
お姿はもう見ることはできませんが、たまに虹の橋から戻って
きてふさ子さんやご家族の様子をきっと見守ってくれてますよ。
そして絶対虹の橋でふさ子さんのことを待っててくれてますよ。
何度言っても言い足りませんが大旦那様ありがとうございました。そしてふさ子さんお疲れ様でした。私も嫁さんもそして
ちょびも忘れませんよ、大旦那様のことを。
Posted by genchobi | 22:27:29, May 06, 2007
こんばんは。
大旦那さま思いきり自由に羽ばたいて虹の橋に旅立って行ったのですね。
すべての痛みや苦しみから解放され大空を自由に飛んでいる大旦那さまが目に浮かぶようです。
最期の時をふさ子さんのあたたかい手の中でむかえることができ、とても幸せな気持ちで旅立たれたのだろうと思います。
大旦那さまはきっとふさ子さんを虹の橋で必ず待っていると思いますよ。
虹の橋でもう一度出会えば、もう二度と悲しい別れはないんですから。。
今までほんとうにありがとうございました。
ブログ越しではありますがふさ子さんと大旦那さまと出会うことができて心から幸せに思います。
そして大旦那さまは永遠にぴーちゃんの憧れのインコちゃんです。
大旦那さまとふさ子さんのことは一生忘れません。
ほんとうにありがとうございました!
Posted by ポチ | 00:40:35, May 07, 2007
こんばんは。
大旦那さま、最後に大好きなふさ子さんの手の中にいたかったんでしょうね。
大旦那さま自らふさ子さんのお傍に寄って来てくれたんですね。
幸せな気持ちで眠られたことと思います。
読んでるととても悲しく涙が止まりませんが、
ふさ子さんはもっとおつらいですよね。
でも、きっと必ずふさ子さんが寂しい時や辛い時悲しい時、嬉しい時も大旦那さまは逢いに来てくれますよ!
それに、虹の橋でちゃんと待っててくれてると思います。
だって、大旦那さまが最後に選んだ場所はふさ子さんの手の中なんですから・・・
ふさ子さんはとても素晴らしい飼い主さんですよ。
きちんと病院も調べて連れて行かれたり、前向きに頑張ってたじゃないですか!
大旦那さまも感謝してると思います。
ふさ子さんのお家で過ごせてよかったって思ってると思いますよ!

私も、大旦那さまとふさ子さんに出逢えてよかったです。
大旦那さまとふさ子さんはどんな時も前向きに頑張るんだって思わせてくれました。
本当にありがとうございました。
Posted by ウィル | 01:23:15, May 07, 2007
こんばんは。
大旦那様は最後をふさ子さんに看取ってほしかったんですね。
綺麗に祭ってもらって大旦那様も喜んでると思います。

ブログを通じて出会えたことができてよかったです。
ふさ子さんと大旦那様の事忘れません。
前向きにがんばることを教えてもらって感謝しています。
ありがとうございました。
Posted by てんてん | 01:55:48, May 07, 2007
こんにちは。
それでも、大旦那さまはふさ子さんを待つと思うなぁ。
自由だからこそ、待っててくれると思うよ。
本当に優しいふさ子さんと大旦那さま。だからこそ
こんなにお互いを思いあっているんだと思うから!
これからも、お友だちでいてくださいね!
Posted by ひーママ | 06:39:38, May 07, 2007
ふさ子さんの大旦那さまへのお気持ちを読んで泣けて泣けて・・・。
私が同じ体験をした時、また会いたい、早く会いたいとそんなことばかり考えていました。
大旦那さまのことを何より一番に考えてあげるふさ子さんは本当に素敵な方です。
そんなふさ子さんのことを大旦那さまは大好きできっとふさ子さんの傍でふさ子さんを見ていると思います。
ふさ子さん、大旦那さま、ありがとうございました。
Posted by Miyuki★ | 09:29:26, May 07, 2007
こんにちは。
メールで大旦那さまの最期を教えていただいて、ぽんパパと一緒に泣きました。
お返事を書かなくてはと思ったのですが、自分の中で何をどう伝えていいかまとまらなくて・・・
コメントも遅くなってしまいました。
ごめんなさいね。
大旦那さまは虹の橋で待ってますよ!
私もふさ子さんを見習ってぽんとがんばっていきたいと思います。
黄色いお花・・・すばらしいお花になることを祈ってます。
本当にありがとうございました。
Posted by ぽんのママ | 10:15:15, May 07, 2007
大旦那さまありがとうございました。
ふさ子さんの書くブログ読みながらとても楽しいおもしろい
ひとときを過ごさせてもらいました。
ふさ子さん・・たくさん泣いたのでしょうね・・
大旦那さまが亡くなったのを知ってすごく信じられなくて
(教えていただいたのは出先の時で雫さんからでした)
帰ってきてふさ子さんの日記を読んで涙が止まりませんでした。
今もこの日記を読んで涙がとまりません。
でも大旦那さまもふさ子さんの手の中で旅だたれてて
とてもそれがまたなんともいえなくて・・涙がよけい出て
・・・ふさ子さんと大旦那様の関係とてもステキな信頼関係で結ばれてて・・
なんか上手く言葉がでませんが・・(すいません)
私からも大旦那さま(ふさ子さん)ありがとうございました
虹の橋できっと大旦那様待ってますよv
Posted by みどりぴぃママ | 21:34:26, May 07, 2007
大旦那さまは、ふさ子さんをはじめご家族全員に、本当に本当に深く深く愛されていますね。
今までこのブログを拝読させていただいていてつくづく感じていたことではあるのですが、この記事を読ませていただいて、それをさらに強く実感しました。
ふさ子さんとお父様が「子供みたいにワンワン」泣いてらっしゃる場面を思うと、私も涙がでてきてしまいます。
こんなに温かいご家族をお持ちになっている大旦那さまは、最高に幸せなインコちゃんです。
Posted by むんむん | 22:57:14, May 07, 2007
大旦那さま、心よりご冥福をお祈りします。

初めてのメールがお悔やみの言葉になってしまいました。
いつもブログに遊びに行かせてもらっていました。
大旦那さまはきっと幸せな気持ちで旅立ったんだと思います。小鳥が「思い出」をどのくらい持っているのか…人間と同じではないのかもしれないけれど、大旦那さまは幸せだった一生をふりかえって手の中で安らかに眠りについたのではないでしょうか。
うちのインコのラピスも大旦那さまと同じ12歳で今年の1月に一人で逝ってしまいました。痛風でした。
もしかしたら、他の痛風仲間もまじえて闘病話をしてるかもしれませんね。飼い主談議かな?
いつかまたどこかで、きっと虹の橋で、めぐりあえると信じます。
大旦那さま、勇気をみせてくれてありがとう。

Posted by ラピちゃん | 23:44:21, May 07, 2007
大旦那さまは、きっと虹の橋でふさ子さんを待ってますよ。
あの詩のように、自由に飛び回りながらも
時々はふさ子さんの事を考えて、会いたいと思いながら待ってますよ。

手の中できっと溢れるほどの感謝の気持ちを残して旅立ったのでしょうね。
前日までの頑張りといい、大旦那さまの気持ちがよく伝わってきます。
素晴らしい、根性と愛情の持ち主の大旦那さま。
いろいろな事を教え、楽しませてくれてありがとうございました。
ふさ子さん、ブログ上ではありますが出会えてよかったです。
子供たちも寂しがっていました。
また、機会があったら大旦那さまの思い出話など書いてください。

家の片隅にボンのお墓があります。
ボンのホッペと同じ色のミニバラが咲き始めました。
大旦那さまもきっと自分色の可愛い花で、ふさ子さんを癒してくれるのでしょう。


Posted by ひよ | 09:16:07, May 08, 2007
大旦那様が順調に回復しているものと信じ、仕事に没頭しておりました。
心から御冥福をお祈りいたします。

大旦那様、最期にずっとふさ子さんと一緒に居る事が出来た様で、本当に良かったですね。
ふさ子さんの笑顔が何よりも大好きだったのでしょう。

お辛い日々が続いていることとお察しいたしますが、どうか、ゆっくり、ゆっくり心を癒してくださいませ。

Posted by ふとどき | 00:24:10, May 09, 2007
大旦那さま・・・ほんとにおつかれさま。よくがんばったね・・・。
最期、ふさ子さんのもとに駆け寄る大旦那さまを
思い浮かべたら涙が出てきました・・・。
ふさ子さんの腕の中で眠りたかったんだろうね・・・。
ブログを通してですが、大旦那さまとふさ子さんに出会えて
本当に本当によかったです・・・。
大旦那さま。。。今までありがとう。。。。
安らかにお眠りください。。。
そして時々、ふさ子さんの夢に出てあげてね。。。
Posted by えむ | 03:31:50, May 09, 2007
こんにちは。
大旦那さまが体調を崩したというのを見て何をどう声かけていいかわからなかったので、
コメントはしていなかったのですが、ずっと心配していました。
虹の橋を渡られたんですね。ご冥福をお祈りいたします。
皆様も書かれていますが、ふさ子さんの手の中で、ふさ子さんに少しでも近いところで生涯を終えたかったのだと思います。
大旦那様は自分の希望通りの人生の終わりを迎えられて、最後まで幸せな気分だったと思います。

ブログ上だけでしかお会いしたことはないですが、涙が出てとまりません。
私は所用ではなを3日預けたのですが、たった3日でもすごく寂しかったので、
ふさ子さんの寂しさはその何十倍も何百倍もあると思うと
心がきゅっとつかまれたみたいになります。

なんだかうまく書けないのですが、今はたくさん涙を流してあげてください。
そして涙が枯れたら、そこからはいつもの笑顔で優しいふさ子さんに戻ってください。
大旦那さまはいつでもふさ子さんの側にいますよ!
Posted by ゆきはな | 12:47:07, May 10, 2007
初めまして。 広島のようこと言います。
大旦那さまを初めてお見かけして、興味を持ったのは先代のセキセイインコのモモちゃんが10歳まで長生きしてくれたからです。
お手紙は書きませんでしたが、大旦那さまの容態が気になって毎日のぞいてました。
家の子も最後は棒にもつかまれなくなり、ゆがいた餌をやったりしてました。
仕事が終わると急いで帰ってました。そして、亡くなる日はもうカゴに横たわるようだったので、タオルでくるんでベットで一緒に母も布団を持ち込んで見守って天国へ送ろうと、私はずっとモモちゃんを抱いてました。
そして、夜モモちゃんはかすかに鳴いて、私を見ると動かなくなりました。まぶたを閉じてやり、母と私は泣きました。
1階にいた父も苦痛の表情でした。 
お線香がないので、お香をもって、庭の木の下へ翌日埋めてやりました。…その時、よくインコのカゴのしたで一緒に日向ぼっこをしていた野良猫がやって来て、私達の隣に座り一緒にモモちゃんを見送ってくれました。
私達の中にモモちゃんがいるように、ふさ子さんの心にも大旦那さんの心にもお互いがいます。
この宇宙の中、永久欠番をもらってふさ子さんを見守ってくれてます。そして、肩に遊びに来てくれるでしょう。
Posted by ようこ | 04:50:33, May 13, 2007
温かいお言葉、本当にありがとうございます。
そしてまとめてのお返事、どうかお許しください。
私は皆様のおかげで、随分と落ち着いてきました。
心より感謝しております。
大旦那さまの居ない寂しさにはまだ慣れませんが、
大旦那さまに心配をかけないよう、頑張っていきたいと
思っています。
この度は本当にありがとうございました。
Posted by ふさ子 | 17:15:32, May 13, 2007


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