最初にチラリと書いた大旦那さまとの出会いですが、えむさんにご質問いただいたので、もう少し詳しく思い出してみたいと思います。
12年前、当時通っていた塾の先生のお宅にたくさんの雛が産まれました。
そのうちの一羽をいただいてきたのですが、たくさんの雛の中から私が「この子にします」と選んだのではなく、先生が「元気で活発な子」を選んでくれたのです。
小さなお菓子の箱に入った大旦那さまを受け取り、実際大旦那さまの姿を初めて目にしたのは家に帰ってからでした。
もしあの時私が羽色の好みを言っていたり、大旦那さまがいつも寝ているネボスケさんだったら、うちに来る事はなかったのです。
ご縁というものは本当に不思議です。
あれから12年もの長い間、足にハンデがあり骨格も小さな大旦那さまが元気でいてくれるのは、ひとえに大旦那さまの生命力のおかげだと思います。
うちに来てくれて本当にありがとうございました。
これからも化け物じみた生命力で、もっともっと長生きしてくださいませ。
余談
大旦那さまの本名は「喜三太(キサンタ)」です。
最初は「信長」にしようと思ったのですが、信長は確か家臣に殺された事を思い出し、何となく縁起が悪い気がしてやめました。
そしてその時たまたま見ていた歴史書で「喜三太」という名前を目にし、「喜びが三つもあるなんて縁起のいい名前だな」と思い、「喜三太」にしました。
何をした人かなんて全く知らなかったのですが、今ネットで調べたら、源義経の最初の家来になった人らしいですね。
義経にしとけば良かったかな・・・。