ブログデビューする直前の大旦那さまでございます。
ちょうど換羽に入った頃で少しお腹がゆるくなったため、念のため病院にお連れしました。
大旦那さまを見るなり先生は慌てた口調で、
「長期間吐いてたんですか!?」
とおっしゃられました。
私は「?」と思い、「吐いてませんが」と言うと、
「だってこんなに顔が汚れてるじゃないですか!」
と、先生は言いました。
あぁ、そう言えば汚れてますね・・・。
換羽の時期大旦那さまは顔がかゆいためなのか、止まり木や菜っ葉入れや塩土や、もう色んなところに顔をこすり付けます。
そのうち綺麗になるので家族のものは誰も気にしてませんでしたが、なるほど、見た目だけだと病気と間違われる事もあるかもしれません。
病院から帰って私は考えました。
このバッチイお顔のままブログデビューさせてよいものかどうか。
もしかしたらとても鳥好きな人が私のブログを見て、「体調が悪い鳥を虐待してる!」と思うかもしれません。
誰が見るか分からないネットの世界。
私は心を鬼にして、大旦那さまの顔を少し湿らせたティッシュで拭きました。
すぐにつるんと綺麗なお顔になりましたが、大旦那さまの心は少しすさんだようです。
威嚇ポーズをとる大旦那さまを見てうちの父は、
「汚い顔のほうが可愛かった」
と言い放ちました。
おかげで私の心もすさみました。
せっかく綺麗な顔になった大旦那さまですが、また最近鼻の上辺りが汚れてきています。
嫌われながらした私の行為は、完全な無駄となってしまいました。
教訓:鳥は自然体が一番ですね。